TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

君の名は。LGBTつづき

2021年07月26日 02時14分06秒 | 日記


NHKの「バリバラ」という番組のように
ジェンダーやLGBTに関する記事をアップしてみた。
不適切な表現や不快な記述があるかもしれませんが
お許しください

再々掲

君の名は。
瀧が三葉の体と入れ替わった場面

心は男子で体が女子

三葉が瀧の体と入れ替わった場面

心は女子で体は男子

三葉はこの前日(正確には3年前)
町の湖の神様に向かって
「私を東京のイケメン男子にしてくださーい!」と祈っていた

ここからLGBTの方々には申し訳ない記述がつづくがご容赦を

三葉はこの前日(正確には3年前)
町の湖の神様に向かって
「私を東京のイケメン男子にしてくださーい!」と祈っていた

男性の体を持ち心が女性と自認し、そのことが耐えられない場合、
性同一性障害という

ところが、瀧の体になった三葉は、なりたい体になったので、
性同一性障害ではないと思う。

一方、三葉の姿の瀧はこの状態を受け入れていたようで、
映画にはなかったが、ネットでは女子の体を楽しんでいた様子も
アップされていた。
だからこの場合も性同一性障害ではない。

この物語についてはネットでいろいろな意見が交わされていた。
ネットの意見の一つに
性同一性障害は適応障害の一種だという。
自分の体の性が心の性と一致しない状態で、それに耐えられない場合
が性同一性障害であるという。
耐えられないことを克服出来ないのなら克服する力をつければいいのだ
という。努力が足りないという。

適応障害と一括りにされてはたまらないとも思うが、
ジェンダー問題で言えば、男子たるもの幼少期より「男らしく」
行動することを要求される。それは男社会は競争社会で、
生き抜くための知恵なのだ。

ところで、私は小中学時代、小柄で足も遅く腕力もなく、男の子社会で
生き抜くには相当な努力が必要だった。競争に勝てないと「女みたい」
といわれ、イジメられるのだ。なので、草野球では泥だらけになりボール
を追い、思い切り走り、ヒットを打つ。体操のマット運動や跳び箱
は何度も練習し曲がりなりにも追いつく努力をした。友達も作った。

そんな私でも勝てるものが、音楽と算数、数学だった。小学校のころの
音楽では歌のテストでは「満点です」と先生に言われた。
ハーモニカの実技テストでは私の番のときに限って、教室は静まり返った。
ハーモニカをまともに吹けるのは私くらいだったからだ。
こうして皆から認められたので、同じクラスの男子からはイジメられて
はいなかった。男の子社会は大変なのだ。

中学校に入ると成績も比較的良く、定期テストの順位も掲示されて、
私の認知度も高くなったので、性格が明るくなった。
中学校2年の時、皆からイジメられていた男子がいた。体育の時間に
よく見学をしていたのが原因のようだ。今振り返ると、彼は性同一性障害
に近い人だったのではないかと思う。私はどちらかというと男子らしさ
が薄かったので、彼は「同じような男子」と思って近づいて来たのだろう。
彼は成績も芳しくなく目立たない存在で友人も少なかった。
体育という男子だけの授業に耐えられず見学を繰り返していたのでは
なかったか。真相は分からない。
ある時、彼から「切符があるから島倉千代子ショーに行かないか」と誘われたが、断った。
行っておけば良かったかな。笑

性同一性障害に関する話題はテレビなどで扱われるようになり、いろいろな人
たちがカミングアウトしている。個人的な意見はまだまだあるが、
デリケートな問題も含むので、今回はこのくらいに。


コメント
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