TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

空間図形の基本7平行3

2020年04月02日 20時23分14秒 | 数学


「平行な2直線 p, q の一方をふくみ、
他方をふくまない2平面の交線をrとすれ、
p//r、q//r」


この定理の書き方、もう少し変えると分かりやすくなるという提案。

直線pをふくみqをふくまない平面をPとして、
直線pを軸にPを少しだけ回転した平面をP‘とすると、
直線qを含む平面αとの交線rはr’となる。

この時r‘はp,qに平行となる。
この事実をもとに

「平行な2直線 p, q の一方をふくみ、
他方をふくまない2平面の交線をrとすれ、
p//r、q//r」
を次のように考えればよいと思った。

「平行な2直線 p, q のそれぞれをふくむ
2平面の交線をrとすれば、
p//r、q//r」
と考えるといいのではないか。

「一方をふくみ、他方をふくまない2平面」

「それぞれをふくむ2平面」
としたわけだ。
2平面が一致するときは交線は出来ないことを
あらかじめ断っておけばよい。

これは正確な記述ではないが、覚えやすいと思う。


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