ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

どんな器でワインを飲む?

2014-01-09 16:00:42 | ワイン&酒
昨日、一昨日と、DAISOの足なしグラス(105円)について書きました。

ワインを飲むのに、たしかにこのDAISOグラスはいい働きをしてくれましたが、TPOや個人の好み がありますので、これを手放しでススメているわけれはありません。

例えば、ロマネ・コンティをはじめとした、いわゆる超高級ワインを飲むのに、DAISOの105円グラスでは、さすがに残念すぎますよね?(笑)

三ツ星レストランのワイングラスが、実は105円だったら?
知らなければいいかもしれませんが、後で知ったら、ガックリでは?

デイリー用やホームパーティー、アウトドア用なら、安くて気軽に使えるDAISOやIKEA(6ピース599円!なんていう商品もあります)などは、ガンガン使い倒せて便利ですよね。



また、今は、ガラス製品にこだわらず、陶磁器や木&竹製品 などの器をワイングラスにして楽しむ人もいます。

ワインの色を見るには透明なグラスが最適とされますが、器の形状やデザイン、素材、模様、口当たりなどが気に入っているなら、それで飲むのが自分にとって最高の“ワイングラス” だと思います。


ワイングラスでも、さまざまな形状や大きさのものがあります (Chef & Sommelier シリーズ)



それで思い出したのが、私が持っている、高さ15cmほど、下が細く、上が開いているフルート型で、外側と内側に桜の花びらが控えめに散らされている 白い薄手の磁気の器 です。

器そのものに惹かれて買い、家で焼酎を飲むときに使っていますが、春先、これにシャンパーニュを入れて飲んだらどうかしら?
白ワインもいいし、淡い色のロゼワインを入れても素敵かも
それを考えただけで、わくわくしてきました。

白い薄手の磁器のカップ、例えば紅茶用のティーカップなども、口当たりがいいので、ワインがスーッと雑味なく入ってくると思います。

高級ブランドのワイングラスであれ、ぐい呑みであれ、ティーカップであれ、自分か心地よいと思う器をチョイスして飲む、ってことが、ワインをよりおいしくするのかもしれませんね


コメント
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