4月10日に行われた 「オーストリアワイン大使コンクール最終選考」の結果発表 を昨日アップしましたが、選考後半の口頭試問に出された設問 “オーストリアワインと和食の提案” に対するファイナリストたちの答えが、皆さんのワイン選び&マリアージュのいい参考になると思いますので、紹介します。
以下、口頭試問の際に私がメモを取った一部をザッとまとめてみました。
【白ワイン】
グリューナー・ヴェルトリーナー
タケノコご飯、うなぎ白焼き、蕗のとうのペペロンチーノ、焼き魚、ハモの湯引き、鮎の素焼き、グリーンアスパラに蕗味噌を添えて、トンカツ、天ぷら、グリーンアスパラの塩茹で
リースリング
握り寿司、蕗のとうのペペロンチーノ、焼き魚、伊勢エビの刺身、毛ガニ甲羅揚げ、カニの炭火焼
ソーヴィニヨン・ブラン
季節の野菜の炊き合わせ
ゲミシュターサッツ (混植混醸ワイン)
天ぷら、蕎麦、トンカツ、揚げ物、タケノコソテー、焼きタケノコ、鍋、カニの柚子あんかけ、湯葉とちりめんじゃことレタスのサラダを山椒のドレッシングで
【赤ワイン】
ツヴァイゲルト
キンピラ、タレの焼鳥、鮎の甘露煮、うなぎ蒲焼、おでん、治部煮、ゴボウとレンコンと牛肉の煮物、脂の少ない牛フィレのグリル
ブラウフレンキッシュ
すき焼き、蕗味噌、ゴボウ天ぷら、マツタケ(切って焼く)
ザンクトラウレント
しょうゆを使った鯵のマリネ、治部煮、生姜を効かせた鯖のみりんしょうゆ煮
などなど。
試してみたくなる組み合わせはありましたか?
オーストリアを代表する品種 グリューナー・ヴェルトリーナー に合わせた料理の提案が多かったのは納得。
ここ数年でグングン人気が出てきた ゲミシュターサッツ は、いろいろなぶどうを混ぜているため、合わせる食べ物も幅広くカバーできるのが魅力。
※ゲミシュターサッツについては、以前の記事を参照してください → コチラ
赤ワイン は、聞き慣れない品種が多いかもしれません。
そこでオススメなのが、料理からの逆引き。
食べたい料理を探し、それが提案されているブドウ品種のワインを選んでみるのはいかが?
甘辛い味付けなら ツヴァイゲルト、アクのある素材を使うなら ブラウフレンキッシュ、しょうゆ系なら ザンクトラウレント が合わせやすそう?
ただし、生産地域やつくり手によってもワインの味わいがもちろん違ってきます から、これらはひとつの目安にするといいでしょう。
でも、挙がってきた料理を見て、
な~んだ、普段の家庭の料理のようなものでも合わせられるんじゃない?
と思いませんでしたか?
オーストリアワインだからといって、ハプスブルク家の宮廷料理を用意する必要はありません(笑)
肩の力を抜いて、気軽に食べ、飲み、楽しみましょう
せっかくなので、レセプションで出された スイーツとのマリアージュ を検証してみました。
私のイチオシは、最終選考のブラインド問題の赤ワイン“ザンクトラウレント” (左端)に、クグロフ(独特のクグロフ型に生地を流し入れて焼いた菓子)、そして ザッハトルテ(チョコブラウニー的)。
甘いものにも合わせられるって、嬉しいですね
皆さんも、ぜひ、自分好みのオーストリアワインとのマリアージュを見つけてください
以下、口頭試問の際に私がメモを取った一部をザッとまとめてみました。
【白ワイン】
グリューナー・ヴェルトリーナー
タケノコご飯、うなぎ白焼き、蕗のとうのペペロンチーノ、焼き魚、ハモの湯引き、鮎の素焼き、グリーンアスパラに蕗味噌を添えて、トンカツ、天ぷら、グリーンアスパラの塩茹で
リースリング
握り寿司、蕗のとうのペペロンチーノ、焼き魚、伊勢エビの刺身、毛ガニ甲羅揚げ、カニの炭火焼
ソーヴィニヨン・ブラン
季節の野菜の炊き合わせ
ゲミシュターサッツ (混植混醸ワイン)
天ぷら、蕎麦、トンカツ、揚げ物、タケノコソテー、焼きタケノコ、鍋、カニの柚子あんかけ、湯葉とちりめんじゃことレタスのサラダを山椒のドレッシングで
【赤ワイン】
ツヴァイゲルト
キンピラ、タレの焼鳥、鮎の甘露煮、うなぎ蒲焼、おでん、治部煮、ゴボウとレンコンと牛肉の煮物、脂の少ない牛フィレのグリル
ブラウフレンキッシュ
すき焼き、蕗味噌、ゴボウ天ぷら、マツタケ(切って焼く)
ザンクトラウレント
しょうゆを使った鯵のマリネ、治部煮、生姜を効かせた鯖のみりんしょうゆ煮
などなど。
試してみたくなる組み合わせはありましたか?
オーストリアを代表する品種 グリューナー・ヴェルトリーナー に合わせた料理の提案が多かったのは納得。
ここ数年でグングン人気が出てきた ゲミシュターサッツ は、いろいろなぶどうを混ぜているため、合わせる食べ物も幅広くカバーできるのが魅力。
※ゲミシュターサッツについては、以前の記事を参照してください → コチラ
赤ワイン は、聞き慣れない品種が多いかもしれません。
そこでオススメなのが、料理からの逆引き。
食べたい料理を探し、それが提案されているブドウ品種のワインを選んでみるのはいかが?
甘辛い味付けなら ツヴァイゲルト、アクのある素材を使うなら ブラウフレンキッシュ、しょうゆ系なら ザンクトラウレント が合わせやすそう?
ただし、生産地域やつくり手によってもワインの味わいがもちろん違ってきます から、これらはひとつの目安にするといいでしょう。
でも、挙がってきた料理を見て、
な~んだ、普段の家庭の料理のようなものでも合わせられるんじゃない?
と思いませんでしたか?
オーストリアワインだからといって、ハプスブルク家の宮廷料理を用意する必要はありません(笑)
肩の力を抜いて、気軽に食べ、飲み、楽しみましょう
せっかくなので、レセプションで出された スイーツとのマリアージュ を検証してみました。
私のイチオシは、最終選考のブラインド問題の赤ワイン“ザンクトラウレント” (左端)に、クグロフ(独特のクグロフ型に生地を流し入れて焼いた菓子)、そして ザッハトルテ(チョコブラウニー的)。
甘いものにも合わせられるって、嬉しいですね
皆さんも、ぜひ、自分好みのオーストリアワインとのマリアージュを見つけてください