昨夜は、ルクセンブルクについて語り合う場を提供する、ルクセンブルク情報交流フォーラムLIEF (Luxembourg Information Exchange Forum)のYear-End Gatheringにお邪魔させていただきました。
その時に、これから日本に初登場するというルクセンブルクワインが紹介されました。
Auxerrois La Selection 12 Coteaux de Schengen 2015 Henri Luppert (Luxembourg)
オーセロワでつくられた白ワインで、AOP Moselle Luxembourgeoise。
ドイツで有名なモーゼル川はルクセンブルクにも流れており、ルクセンブルクのモーゼル川の流域でつくられる一定基準を満たしたワインにAOP Moselle Luxembourgeoiseという格付けが付けられます。
このAOP格付けは2014年ヴィンテージから適用になった新しいものです。
※新AOP制度導入については以前詳しく書いた記事を参考にしてください → コチラ
Coteaux~と付くものは、手作業で収穫が行なわれ、それぞれの特徴を表現した優良な畑のブドウからのワインになります。
コトーの下に地名が来ますが、Coteaux de Schengenは、シェンゲン協定で有名なシェンゲン(Schengen)のワインです。
シェンゲンは、AOP Moselle Luxembourgeoiseエリアの最南にあります。
モーゼル川の北部と南部では土壌が異なり、南部では、やわらかでバランスの取れたワインになります。
オーセロワは、ルクセンブルクを特徴づけるブドウ品種で、他の産地では、フランスのアルザスでも栽培されており、複数品種のブレンドワイン“エデルツヴィッカー”によく使われています。
また、アルザスでは、ピノ・ブランのワインにブレンドする際には、オーセロワという名前を記載せずともよく、“Alsace Pinot Blanc”として販売できます。
つまり、アルザスでは、名前がほとんど表に出てこない品種なのですが、ルクセンブルクでは、オーセロワを単独で仕込みます。
オーセロワは酸が少ないため、ややもすると、ゆるくてぼんやりしたワインになりがちですが、収量を押さえ、酸をしっかり残したつくりをすれば、いいワインに仕上がります。
さて、このワインですが、フレッシュでジューシーで、にじむように口の中に広がります。
酸は軽快で、みずみずしいフルーツの味わいとバランスがよく、ふわっとしています。
辛口ですが、やや甘さも感じます。フルーツがよく熟している感じがします。
また、しっとりとしたニュアンスがあり、重心はやや重め。
ですから、しっとりと水分を含んだ日本の料理に合いそうです。
今の季節なら、水炊きなどのアッサリ系の鍋料理、お正月の伊達巻、黒豆、といったものにも良さそうです。
このワインは日本初登場で、これから市場に出てくる予定です。
輸入元は小さいですが(たった一人で奮闘中!)、大量生産ではない、そこにしかないワイン、生産者の顔が見えるワインを選りすぐって入れて行きたい、と仰っていました。
※輸入元:株式会社アルムンド
http://www.almundo.jp/
そうそう、出てきたお料理で、面白いものがありました。
Gromperekichelcher
ルクセンブルクの伝統料理らしく、千切りにして焼いたジャガイモのガレットで、「グロンパーキシェシャー」というのだそうです。
カリッと焼かれていて、そのまま食べてもいいですが、ケチャップを付けて食べるのが一般的なようです。
今回は、ケチャップ、マヨネーズ、マスタードの3つのソースが出てきました。
ケチャップの甘酸っぱさが、カリッと香ばしいジャガイモによく合いました。
名前はわかりませんが、見た目はジャガイモ、食べるとポン・デ・ケージョのようなチーズ味のふわっ&もちっとした食感のこのパン?がおいしかったです。ハチミツがかけられていて、甘い~。
子供のおやつなどに良さそう。これもルクセンブルクの伝統料理?
おいしく楽しいひとときでした。
お声かけいただき、ありがとうございました。
LIEF ルクセンブルク情報交流フォーラム(Luxembourg Information Exchange Forum)
http://lief-lux.com/
その時に、これから日本に初登場するというルクセンブルクワインが紹介されました。
Auxerrois La Selection 12 Coteaux de Schengen 2015 Henri Luppert (Luxembourg)
オーセロワでつくられた白ワインで、AOP Moselle Luxembourgeoise。
ドイツで有名なモーゼル川はルクセンブルクにも流れており、ルクセンブルクのモーゼル川の流域でつくられる一定基準を満たしたワインにAOP Moselle Luxembourgeoiseという格付けが付けられます。
このAOP格付けは2014年ヴィンテージから適用になった新しいものです。
※新AOP制度導入については以前詳しく書いた記事を参考にしてください → コチラ
Coteaux~と付くものは、手作業で収穫が行なわれ、それぞれの特徴を表現した優良な畑のブドウからのワインになります。
コトーの下に地名が来ますが、Coteaux de Schengenは、シェンゲン協定で有名なシェンゲン(Schengen)のワインです。
シェンゲンは、AOP Moselle Luxembourgeoiseエリアの最南にあります。
モーゼル川の北部と南部では土壌が異なり、南部では、やわらかでバランスの取れたワインになります。
オーセロワは、ルクセンブルクを特徴づけるブドウ品種で、他の産地では、フランスのアルザスでも栽培されており、複数品種のブレンドワイン“エデルツヴィッカー”によく使われています。
また、アルザスでは、ピノ・ブランのワインにブレンドする際には、オーセロワという名前を記載せずともよく、“Alsace Pinot Blanc”として販売できます。
つまり、アルザスでは、名前がほとんど表に出てこない品種なのですが、ルクセンブルクでは、オーセロワを単独で仕込みます。
オーセロワは酸が少ないため、ややもすると、ゆるくてぼんやりしたワインになりがちですが、収量を押さえ、酸をしっかり残したつくりをすれば、いいワインに仕上がります。
さて、このワインですが、フレッシュでジューシーで、にじむように口の中に広がります。
酸は軽快で、みずみずしいフルーツの味わいとバランスがよく、ふわっとしています。
辛口ですが、やや甘さも感じます。フルーツがよく熟している感じがします。
また、しっとりとしたニュアンスがあり、重心はやや重め。
ですから、しっとりと水分を含んだ日本の料理に合いそうです。
今の季節なら、水炊きなどのアッサリ系の鍋料理、お正月の伊達巻、黒豆、といったものにも良さそうです。
このワインは日本初登場で、これから市場に出てくる予定です。
輸入元は小さいですが(たった一人で奮闘中!)、大量生産ではない、そこにしかないワイン、生産者の顔が見えるワインを選りすぐって入れて行きたい、と仰っていました。
※輸入元:株式会社アルムンド
http://www.almundo.jp/
そうそう、出てきたお料理で、面白いものがありました。
Gromperekichelcher
ルクセンブルクの伝統料理らしく、千切りにして焼いたジャガイモのガレットで、「グロンパーキシェシャー」というのだそうです。
カリッと焼かれていて、そのまま食べてもいいですが、ケチャップを付けて食べるのが一般的なようです。
今回は、ケチャップ、マヨネーズ、マスタードの3つのソースが出てきました。
ケチャップの甘酸っぱさが、カリッと香ばしいジャガイモによく合いました。
名前はわかりませんが、見た目はジャガイモ、食べるとポン・デ・ケージョのようなチーズ味のふわっ&もちっとした食感のこのパン?がおいしかったです。ハチミツがかけられていて、甘い~。
子供のおやつなどに良さそう。これもルクセンブルクの伝統料理?
おいしく楽しいひとときでした。
お声かけいただき、ありがとうございました。
LIEF ルクセンブルク情報交流フォーラム(Luxembourg Information Exchange Forum)
http://lief-lux.com/