ほどよい価格で高品質なワインを生産するチリの コノスル社 が、
満を持して 瓶内二次発酵のスパークリングワインを日本市場に送り出すことになりました
そのお披露目のために 、コノスル社からチーフワインメーカーのアドルフォ・フルタード、アジア・オセアニア地区の輸出ディレクターであるゴンザロ・マリナの両氏が12月上旬に来日しました。

手前がゴンザロ、奥がアドルフォ。
新しくリリースされるスパークリングはこちら。

Cono Sur Centinela Brut Blanc de Blancs 2013 (Chile, Casablanca Valley)
「コノスル センティネッラ ブリュット ブラン・ド・ブラン 2013」は、カサブランカ・ヴァレーのエル・センティネラ畑のシャルドネ100%で仕込んだ辛口のスパークリングワインです。
ドサージュは6.0g/L、アルコール度数12.6%。
2013年3月に、ステンレスタンク95%と5%の樽で一次発酵を13℃で20日間行ない、2013年8月に瓶詰めし、二次発酵をスタートさせました。
デゴルジュマンは2016年2月でしたので、瓶内二次発酵は2年半。
その後、瓶熟を行ない、トータルで3年間、瓶の中に入っていることになります。
ワイン名の「センティネラ」は、ブドウ畑の名前“エル・センティネラ”から来ています。
太平洋から9kmに位置しており、南極からのフンボルト海流が非常に低い海水温の寒流であるため、チリのブドウ栽培地域では最も冷涼な場所のひとつです。
海風の影響で朝は霧が発生し、明け方は1℃、朝は4℃と、非常に冷え込みます。
海に向かって広がる畑なので、日照量がしっかりとあり、昼は気温が上昇しますが、夏でも26~26℃と、それほど高くありません。
しかし、昼夜の温度差が20℃以上で、この寒暖差がブドウにいい影響を及ぼします。

海からの風が強く、非常に冷涼な上、降水量もわずか、という厳しい条件のため、収穫量は、8~9ha/haと少なく、ブドウの房も粒も小さいものになり、酸度が高くなります。
これが、アロマ豊かで酸がイキイキとしたワインになるわけです。
土壌は三層で、一番したがミネラルを豊富に含むゴツゴツとした層、真ん中は保水力のある赤い粘土層、上部はさまざなな土質が混ざった崩れやすい層になっています。

カラーは淡め。白い花や白い果肉の若い果物、柑橘系のアロマがあり、飲んでみると、タッチは非常にデリケート。
泡のキメは細かく、長い持続性があります。テクスチャーはとてもなめらかで、シルクを思わせる、すべらかなひんやり感があります。
大きな特徴だと思うのは、酸がとても豊かなこと。また、ワインの凝縮感もしっかりあります。トースティなニュアンスもあり、酸があるのにこっくり感があり、ボディに厚みがあり、これはよくできています。おいしい!
輸入元によると、予定希望小売価格2,800円(税抜)とのこと。
ヘタな激安シャンパーニュを買うなら、断然センティネラでしょう!
ライトブルーとゴールドの組み合わせのエチケットが上品で、目を引きます。
ゴンザロによると、「ショップの棚に並んだ時に、他のボトルに埋もれない個性のあるカラーにしたかった」とのこと。
たしかに、これはいい意味で目立ちます。
高級感があって素敵。見た目でも選びたくなりますよね。
生産量は6,000本で、日本には4,800本入ってきます。
残念なことに、発売は2017年の春(3月頃)から。
この年末年始にぜひとも欲しいところですが、まだ日本に到着していないのでは仕方ありません。
来年の春を楽しみに待つことにしましょう。

「Chardonnay 20 Barreles 2015」(右)も、同じセンティネラ畑のシャルドネ100%のワインです。
フレンチオークの新樽100%で11カ月熟成しているというこのシャルドネは、アドルフォのお気に入りだそうです。こっくりとした厚みのあるリッチな味わいで、クリーミーな料理に合いそうです。
この2本は同じ畑ですから、並べて飲み比べをするのも面白いですね。
それも、春までガマン、ガマン(笑)
輸入元:株式会社スマイル
【参考】10年前のアドルフォとゴンザロの取材記事(2人とも若い!) → コチラ
満を持して 瓶内二次発酵のスパークリングワインを日本市場に送り出すことになりました

そのお披露目のために 、コノスル社からチーフワインメーカーのアドルフォ・フルタード、アジア・オセアニア地区の輸出ディレクターであるゴンザロ・マリナの両氏が12月上旬に来日しました。

手前がゴンザロ、奥がアドルフォ。
新しくリリースされるスパークリングはこちら。

Cono Sur Centinela Brut Blanc de Blancs 2013 (Chile, Casablanca Valley)
「コノスル センティネッラ ブリュット ブラン・ド・ブラン 2013」は、カサブランカ・ヴァレーのエル・センティネラ畑のシャルドネ100%で仕込んだ辛口のスパークリングワインです。
ドサージュは6.0g/L、アルコール度数12.6%。
2013年3月に、ステンレスタンク95%と5%の樽で一次発酵を13℃で20日間行ない、2013年8月に瓶詰めし、二次発酵をスタートさせました。
デゴルジュマンは2016年2月でしたので、瓶内二次発酵は2年半。
その後、瓶熟を行ない、トータルで3年間、瓶の中に入っていることになります。
ワイン名の「センティネラ」は、ブドウ畑の名前“エル・センティネラ”から来ています。
太平洋から9kmに位置しており、南極からのフンボルト海流が非常に低い海水温の寒流であるため、チリのブドウ栽培地域では最も冷涼な場所のひとつです。
海風の影響で朝は霧が発生し、明け方は1℃、朝は4℃と、非常に冷え込みます。
海に向かって広がる畑なので、日照量がしっかりとあり、昼は気温が上昇しますが、夏でも26~26℃と、それほど高くありません。
しかし、昼夜の温度差が20℃以上で、この寒暖差がブドウにいい影響を及ぼします。

海からの風が強く、非常に冷涼な上、降水量もわずか、という厳しい条件のため、収穫量は、8~9ha/haと少なく、ブドウの房も粒も小さいものになり、酸度が高くなります。
これが、アロマ豊かで酸がイキイキとしたワインになるわけです。
土壌は三層で、一番したがミネラルを豊富に含むゴツゴツとした層、真ん中は保水力のある赤い粘土層、上部はさまざなな土質が混ざった崩れやすい層になっています。

カラーは淡め。白い花や白い果肉の若い果物、柑橘系のアロマがあり、飲んでみると、タッチは非常にデリケート。
泡のキメは細かく、長い持続性があります。テクスチャーはとてもなめらかで、シルクを思わせる、すべらかなひんやり感があります。
大きな特徴だと思うのは、酸がとても豊かなこと。また、ワインの凝縮感もしっかりあります。トースティなニュアンスもあり、酸があるのにこっくり感があり、ボディに厚みがあり、これはよくできています。おいしい!
輸入元によると、予定希望小売価格2,800円(税抜)とのこと。
ヘタな激安シャンパーニュを買うなら、断然センティネラでしょう!
ライトブルーとゴールドの組み合わせのエチケットが上品で、目を引きます。
ゴンザロによると、「ショップの棚に並んだ時に、他のボトルに埋もれない個性のあるカラーにしたかった」とのこと。
たしかに、これはいい意味で目立ちます。
高級感があって素敵。見た目でも選びたくなりますよね。
生産量は6,000本で、日本には4,800本入ってきます。
残念なことに、発売は2017年の春(3月頃)から。
この年末年始にぜひとも欲しいところですが、まだ日本に到着していないのでは仕方ありません。
来年の春を楽しみに待つことにしましょう。

「Chardonnay 20 Barreles 2015」(右)も、同じセンティネラ畑のシャルドネ100%のワインです。
フレンチオークの新樽100%で11カ月熟成しているというこのシャルドネは、アドルフォのお気に入りだそうです。こっくりとした厚みのあるリッチな味わいで、クリーミーな料理に合いそうです。
この2本は同じ畑ですから、並べて飲み比べをするのも面白いですね。
それも、春までガマン、ガマン(笑)
輸入元:株式会社スマイル
【参考】10年前のアドルフォとゴンザロの取材記事(2人とも若い!) → コチラ
