ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ウィーンでホイリゲを求めて歩く、歩く

2018-06-08 06:36:48 | ワイン&酒
昨日は地下鉄と路面電車を乗り継ぎ、ウィーン南西部のMaurerという地域に行ってきました。
日本ですっかりおなじみになったZahelをはじめ、いくつかのワイナリーがあり、ホイリゲと呼ばれる食堂を併設しているところもあるからです。

地下鉄U4のHietzibg駅から60番の路面電車に乗り、約20分でMaurer Hauptplatzに到着です。



用意した地図を頼りに進むと、Zahel発見!



ワインが飲める食堂「ホイリゲ」は11:30から営業しているようです。



まだ時間が早いですし、他のワイナリーも回りたいので、徒歩で回ることにしました。



当初は、何軒もハシゴして食べきれない&飲み切れなくなったらどうしよう?と心配していました。



が、ちょうどタイミングが悪い時期だったらしく、ほぼほぼ営業していませんでした。



ここは14:30から。



ここもアウト。

ことごとく振られ、最初の方で見つけたところに戻ることにしました。



ちょうど開店を待っている年配の女性たちの姿を見ていたからです。



ランチメニューを頼み、ワインはもちろんホイリガー。



なみなみ入って、1.4ユーロ。
しかし、このワイン、非常に微妙な味でした。
というのも、店主が注いでいるボトルを見たら、最後の1杯だったからです。
おそらく、かなり時間が経っていたと思われます。



スープも今ひとつの味だったので、ここは選択ミスか...と思っていましたが、メイン登場でビックリ!



ひき肉のパイ包み焼きの厚みもすごいですが、付け合わせのポテトも大量!

牛のひき肉にたくさんのスパイスを混ぜてあり、これがとても美味しかった
ポテトはサワークリームとハーブで煮込まれていて、酸のきいた独特の味わいでした。



しかし、この量ですから、食べ切れません。
でも、隣のテーブルにいた70代前後のご年配夫婦は、2人とも完食してました。



年配の方でも、しっかり召し上がるんですね。



昼メニュー6.9ユーロにグラスワイン1.4ユーロ、チップも含めて10ユーロ渡しました。

軽くつまんでハシゴ、と思っていましたが、しっかり食べたこの満腹状態ではとても無理。



今回は、営業しているところがとても少なかったですが、時期と時間帯を選べば、ハシゴもできそうです。

ホイリゲはウィーン北部のグリンツィング地域が数が多くて有名ですが、普通の住宅街の中にポツポツあるこのマウアーのようなところも興味深いですね。

昨日は夜にパーティーがあったので、ここは14時くらいに引き上げ、ウィーンの別のホテルにチェックインし直しました。
夜、パーティーから戻って携帯の歩数計を見ると、2万歩を超えてました!
さすがに、足腰ガタガタになるわけです。

でも、今日もまた電車を乗り継いで、別の地域に出かけようと思います。
懲りないです(笑)

コメント
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