ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

インパクト大なリースリング生産者@VieVinum

2018-06-20 09:37:08 | ワイン&酒
ウィーンで開催された大ワイン試飲会「VieVinum」では、オーストリア以外の国のワインも出展していました。

お隣のドイツからの生産者もありましたが、ここが私には一番インパクト大でした。

何がインパクト大かって、このお顔を見れば、一目瞭然でしょう(笑)



ドイツのファルツ地方の生産者で、リースリングに力を入れています。


Piefke Riesling 2017 Weingut Hammel (Germany, Pfalz)

彼の分身ともいえるリースリング(笑)
味わいはしっかりドライで、ガッチリした骨格のワインでした。

彼自身のヴィンテージは、まだ2年目だとか?
生産本数も少なく、市場もドイツだけだそうです。



独ファルツ産のグリューナーフェルトリナーもつくっています。
面白いところでは、グリューナーとショイレーベとソーヴィニヨン・ブランのブレンドワイン(Lirumlarum 2017)なんていうのもあり、ハツラツとした辛口でした。




彼曰く、「スペシャルなリープフラウミルヒ」 Liebfraumilch Premium 2017
いまや古典的で前時代的ですが、100年前にはワインの女王的損ざしとして人気だったリープフラウミルヒを復活させたもの。
ほんのり甘い、繊細な味わいのワインでした。




機会があれば、ここはぜひ訪問してみたいですね。



Hammelがリースリングに力を入れているように、リースリングはやはりドイツのイメージが強いですが、オーストリアでもリースリングワインが生産されていて、ヴァッハウやクレムスタールなどが主要産地です。
もちろん、他の国でもリースリングはつくられていますから、国や生産者による味わいの違いを楽しむのも面白いものです。



「VieVinum」に出展していたドイツ優良ワイン生産者協会VDPのコーナー。
さすがにリースリングが多く紹介されていました。

リースリングといえば、7月1日から、RIesling Ring によるグラスワインキャンペーン「Summer of Riesling 2018」が始まります。
キャンペーン参加の飲食店で、世界各国のリースリングワインをグラス1杯から飲むことができます。

残念ながら、Weingut Hammnelのリースリングは日本未輸入なので飲めませんが(笑)

キャンペーン参加店リストは、「Summer of Riesling 2018」の特設サイトで順次アップいたします。

参加店のエントリーも特設サイトからどうぞ~



Summer of Riesling 2018 特設サイト
http://www.rieslingring.com/sor2018.html

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