ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

個性的な若手ワイン生産者@オーストリア

2018-06-10 00:15:06 | ワイン&酒
ウィーンで開催されている、オーストリア最大の試飲会「VieVinum」の初日が、2018年6月9日からホフブルク王宮で始まりました。



実際に来るまでは、こんなに広い会場だとは思っていませんでしたが、あまりにも広い&出展数が多くて、ビックリ。

そこで、いったんプレスルームに行き、分厚いカタログを入念にチェックして会場に戻りました。

まずは、Junge Wilde Winzer(若手ワイルド生産者)コーナー。



ビオの生産者をチェックしたかったので、ヒゲが目立つ Bioweingut Alexander Zollerへ。


えーと、若手生産者ですよね?(笑)



生産地域はKremstal です。
個性的なワインが揃ってまして、重要視されにくい品種ミュラートゥルガウの素晴らしいワインもあり、どれもおいしい!



生産量が少なく、輸出も、ドイツ、スイス、オランダに少々だそうです。
日本には入ってきそうにもないですが、覚えておきたいつくり手です。





Weinviertelの生産者 Weingut Schodl は、まさに若手



繊細できれいなスタイルのワインが多かったです。





Weingut Alexander Koppitsch はNeusiedlersee でビオディナミを実践する生産者ですが、認証は取っていません。



何も加えないナチュラルなワインづくりをしている、と言っていました。



ゲミシュターサッツはオレンジワイン。
バランスよく、おいしく飲めます。



赤は品種ごとのワイン、ブレンドワインがあり、ブラウフレンキッシュやツバイゲルトといったオーストリアならではの品種が良かったです。



ここも少量生産で、限られた顧客ではけてしまうとか。
残念!



とにかく、若手ワイルド系生産者は面白い!
こんなワインに出合えるのも、VieVinumならではです。

コメント
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