MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせ

2008年04月10日 | 私の子育て
勉強の話ばかりで
子供のことをあまり書かない私ですが
今日は久々に、子育てママな一面を書いてみたいと思います。

妊娠出産に関しては
いろいろと難題があったのですが
幸福にも乗り越えることができました。

そんな息子だからか
結構タフで、甘えん坊です(笑)

私は母親に、絵本の読み聞かせとかを
してもらった記憶がなくて
本が大嫌いでした。

小学校の頃も嫌いでしたし
中学や高校に進んでも
本は大嫌いで
周囲が小説などを読んでいると

どうしてあんなに難しい本を
読む気になれるのか??

と不思議に思ったほどでした(笑)


短大に入ったときも

「とりあえず国文」

ということで、深く考えずに決めてしまい
文学を勉強したいなどとは
これっぽっちも思っていませんでした。

けれど、短大にいるときに
本が好きな友達と
自分との間に、大きな差があることを感じました。

なんというか、本を読むための
基礎がきっちり整っている感じで
自分はそうした基礎が全くなかったのです。

それはショックでしたが
短大に入って2年ほどして
初めて文学というものに興味を持ち始めて
そして勉強し始めました。

なので、私が本に親しみをもつようになったのは
ごくごく最近で、日大通教に入ったときに
テキスト学習が難しすぎて、内容がよくわからなくて
何度となく苦戦し、スクーリングでっとたことも(笑)

そんな自分が、まさか大学院まで進学して
修了後もこうして文学をかじりつつ
息子に絵本の読み聞かせをしているというのは
とても不思議な光景なのです。

読み聞かせは、私から息子への
プレゼントです。

いつか、本をすんなり受け入れられるように
本を読むことが楽しいということを
知ってもらえたら…

と思っています。

とはいっても、私自身
絵本を読んでいて
いろいろ気づかされることも多いので
息子にとっても、私にとっても
とても大切な時間をいえます。

文学に出会わなかったら
「読み聞かせ」にそこまで興味を示さなかったことでしょう。

そういう意味では
学生時代、文学を勉強してきて
本当によかったです。

そして、これからも
現役で勉強していきたいです。

まだ、研究という領域ではありませんが
子育てと両立していけたら…と思う今日この頃です。



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