我が家の子どもたちは、本を眺めるのが大好きです。
文字を読んでいるというより、絵を眺めている感じです。
娘は文字を読むのは嫌いなようで、絵本の字は読みたがりませんが、
まだ年中なので、これでいいと思っています。
しかし、小4の息子はもうすぐ小5になるので、もう活字の多い本を読んでもいいと思うのですが、
活字だらけの本を見ると、見向きもしないか、本を開いてもすぐに閉じてしまいます。
夫も同じようなタイプです。
私が読んだ本で、夫にも読んでもらいたいと思った本を、
手渡すようにしているのですが、字の量を見ると諦めモードになり、
本への関心が一気になくなってしまいます。
わかりやすく書かれた実用書てあっても、
活字嫌いな夫から見ると、字ばかりの本は読む気がしないようです。
なので、私はいつも写真や絵がふんだんに入っている絵本や図鑑や児童書を、
図書館で借りて、自宅の本棚に並べます。
今、関心を持っていることが書かれた図鑑、
中高学年向けの面白そうな絵本、
興味のありそうなジャンルの挿絵や会話が多い児童書など・・・
すると、活字嫌いな息子や夫が、本を手に取るではありませんか!
昨夜、私が丸テーブルで読書をしていた時、
隣で息子が写真絵本を眺めていました。
そして一息つくと、挿絵や会話の多い児童書も手に取り、
パラパラめくりながら、拾い読みを始めました。
私からしたら、息子が児童書を拾い読みしてくれただけでも嬉しく、
図書館で必死になって、好きそうな本を探してきてよかったと思います。
今までも、絵本の読み聞かせから、一人読みに移行させるたびに、
さまざまなトラブルや気づきがありました。(1)
小学校低学年ならまだしも(2)、小学校中学年ももうすぐ終わりという時期に、
この読書レベルでは・・・と嘆きたくなることもありますが、
子どもにはそれぞれのペースがあるので、そのペースを尊重するよう心掛けています。
昨日、息子が寝る前に『星の王子さま』(3)の本を読んでくれと持ってきました。
夫が昔読んだ本を、さりげなく本棚に入れておいたところ、
パラパラと本の何紙を眺め、興味を持ったようです。
物語は学校モノが好きで、それ以外はほとんど読まないと思っていたのですが、
この本を持ってきた時は「このタイプの物語にも興味を持つんだ!」と驚きました。
活字が苦手な子は、興味がある本があっても、その本の字が多い場合や、
誰かに読んでもらえない場合は、その本を元に戻すでしょう。
もし誰かが代わりに読んでくれたり、読むのを助けてくれるものがあったら、
その本の世界を知ることができます。
子どもが自力で読むことだけに、こだわらなくてもいいのではないか?
人に読んでもらったり、自分で絵や写真を眺めるだけでも十分価値があるのでは?
というのが、私の考えです。
ある程度の年齢になったら、自力で本を読んだり、探したりしてほしい気持ちはありますが、
そこだけにとらわれてしまうと、手に取れる本が限定されてしまい、
面白い本に出合うチャンスが減ってしまうかもしれません。
本は押し付けられるものではなく、楽しいものであってほしいのです。
本は楽しむもの。
楽しみ方は、人ぞれぞれ。
活字が苦手な息子が、いつも楽しそうに本を手にとって眺めている姿を見て、
気長に見守っていこうと思いました。
夫も読書が苦手な人ですが、無理やり読書を強制せず、
本に囲まれた生活をOKしてくれていることだけでも、
ありがたいと思うよう心掛けたいです。
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【注】
(1) 過去ログ 「図書館リビングで小学生新聞を楽しむ」、 「まずは我が子が興味を示す絵本を選ぶ」、 「本は楽しむものでしょ?」、 「児童書の読み聞かせを通じて、物語を楽しむ」、 「小4息子の読書力がついてきた」 参照。
(2) 過去ログ 「小学1年生の息子に読書を強制しない」 参照。
(3) サン=テグジュペリ 作 /内藤 あろう 訳 『星の王子さま』 (オリジナル版) 岩波書店、2000年。
【今日(昨日)読んだ本】
★ サン=テグジュペリ 作 /内藤 あろう 訳 『星の王子さま』 (オリジナル版) 岩波書店、2000年。
「息子のリクエスト。挿絵がカラーで読みやすい。大人が考えさせられる本。」(児童書)
★ エズフィール・スロボドキーナ 作・絵 /まつおかきょうこ 訳 『おさるのぼうしとり』 福音館書店、1970年。
「娘のリクエスト。おさるが泣きだすページが娘のお気に入りで、いつも笑いだす。読み聞かせボラでもOK.」(絵本)
文字を読んでいるというより、絵を眺めている感じです。
娘は文字を読むのは嫌いなようで、絵本の字は読みたがりませんが、
まだ年中なので、これでいいと思っています。
しかし、小4の息子はもうすぐ小5になるので、もう活字の多い本を読んでもいいと思うのですが、
活字だらけの本を見ると、見向きもしないか、本を開いてもすぐに閉じてしまいます。
夫も同じようなタイプです。
私が読んだ本で、夫にも読んでもらいたいと思った本を、
手渡すようにしているのですが、字の量を見ると諦めモードになり、
本への関心が一気になくなってしまいます。
わかりやすく書かれた実用書てあっても、
活字嫌いな夫から見ると、字ばかりの本は読む気がしないようです。
なので、私はいつも写真や絵がふんだんに入っている絵本や図鑑や児童書を、
図書館で借りて、自宅の本棚に並べます。
今、関心を持っていることが書かれた図鑑、
中高学年向けの面白そうな絵本、
興味のありそうなジャンルの挿絵や会話が多い児童書など・・・
すると、活字嫌いな息子や夫が、本を手に取るではありませんか!
昨夜、私が丸テーブルで読書をしていた時、
隣で息子が写真絵本を眺めていました。
そして一息つくと、挿絵や会話の多い児童書も手に取り、
パラパラめくりながら、拾い読みを始めました。
私からしたら、息子が児童書を拾い読みしてくれただけでも嬉しく、
図書館で必死になって、好きそうな本を探してきてよかったと思います。
今までも、絵本の読み聞かせから、一人読みに移行させるたびに、
さまざまなトラブルや気づきがありました。(1)
小学校低学年ならまだしも(2)、小学校中学年ももうすぐ終わりという時期に、
この読書レベルでは・・・と嘆きたくなることもありますが、
子どもにはそれぞれのペースがあるので、そのペースを尊重するよう心掛けています。
昨日、息子が寝る前に『星の王子さま』(3)の本を読んでくれと持ってきました。
夫が昔読んだ本を、さりげなく本棚に入れておいたところ、
パラパラと本の何紙を眺め、興味を持ったようです。
物語は学校モノが好きで、それ以外はほとんど読まないと思っていたのですが、
この本を持ってきた時は「このタイプの物語にも興味を持つんだ!」と驚きました。
活字が苦手な子は、興味がある本があっても、その本の字が多い場合や、
誰かに読んでもらえない場合は、その本を元に戻すでしょう。
もし誰かが代わりに読んでくれたり、読むのを助けてくれるものがあったら、
その本の世界を知ることができます。
子どもが自力で読むことだけに、こだわらなくてもいいのではないか?
人に読んでもらったり、自分で絵や写真を眺めるだけでも十分価値があるのでは?
というのが、私の考えです。
ある程度の年齢になったら、自力で本を読んだり、探したりしてほしい気持ちはありますが、
そこだけにとらわれてしまうと、手に取れる本が限定されてしまい、
面白い本に出合うチャンスが減ってしまうかもしれません。
本は押し付けられるものではなく、楽しいものであってほしいのです。
本は楽しむもの。
楽しみ方は、人ぞれぞれ。
活字が苦手な息子が、いつも楽しそうに本を手にとって眺めている姿を見て、
気長に見守っていこうと思いました。
夫も読書が苦手な人ですが、無理やり読書を強制せず、
本に囲まれた生活をOKしてくれていることだけでも、
ありがたいと思うよう心掛けたいです。
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【注】
(1) 過去ログ 「図書館リビングで小学生新聞を楽しむ」、 「まずは我が子が興味を示す絵本を選ぶ」、 「本は楽しむものでしょ?」、 「児童書の読み聞かせを通じて、物語を楽しむ」、 「小4息子の読書力がついてきた」 参照。
(2) 過去ログ 「小学1年生の息子に読書を強制しない」 参照。
(3) サン=テグジュペリ 作 /内藤 あろう 訳 『星の王子さま』 (オリジナル版) 岩波書店、2000年。
【今日(昨日)読んだ本】
★ サン=テグジュペリ 作 /内藤 あろう 訳 『星の王子さま』 (オリジナル版) 岩波書店、2000年。
「息子のリクエスト。挿絵がカラーで読みやすい。大人が考えさせられる本。」(児童書)
★ エズフィール・スロボドキーナ 作・絵 /まつおかきょうこ 訳 『おさるのぼうしとり』 福音館書店、1970年。
「娘のリクエスト。おさるが泣きだすページが娘のお気に入りで、いつも笑いだす。読み聞かせボラでもOK.」(絵本)
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