MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本リビングをちょこっと模様替え ――より便利に、使いやすく

2017年10月17日 | 絵本とインテリア
昨日少しだけ、絵本リビングの模様替えをしました。

模様替えする前の画像と、模様替え後の画像を乗せてみたので、
どこが違うのか、探してみてください。


Before


After

わかりましたか?

みつからない人は、もう少し探してみて、
みつかった人は、この先の記事を読んでください。


最近は部屋の散らかりがひどく、特に、娘が家で作った工作などが、
あちらこちらに散らかっており、いるのかいらないのかが、
本人に確認しないとわからなかったので、そのまま置きっぱなしになっていました。

つまり、床や絵本棚の上に、折り紙やメモ帳が、そこらじゅう散らかっていたのです。

掃除の時にいつも困っていたので、散らかったメモ帳などを一時的にしまう場所を作りたいと思い、
部屋の中に散らかっているものを入れる引き出しを作ってみました。

今まで2つあった引き出しは、二つとも娘のものを入れる引き出しだったのですが、
娘と中を整理し、不要なものは処分し、お人形さんの着替えは和室の押し入れに移動しました。

すると、娘のものを入れる引き出しが、ひとつで足りるようになり、
もう一つは息子のものを入れる引き出しにしてみました。

絵本リビングの写真には写っていませんが、
実は息子の文机が、画像の左端にいつも置いてあります。

しかし、荷物置き場になっており、デジカメだの、プリントだの、
どこに置いていいかわからない、捨てるのか捨てないのか、わからないプリントが、
机の上に山のように置いてありました。

そこで、机として機能していなかったので、机の上についつい乗せてしまう物や、
床に置きっぱなしの物を、息子用の引き出しに入れることにしました。

すると、床や机の上が片付く片付く!

丸テーブルの上に置きっぱなしだった、宿題のノートなどは引き出しにしまい

「引き出しに入れておいたから、あとでみてね」

と、声をかけるようにしました。

今、息子の引き出しに入っているのは、タブレット学習用のタブレットと、
どこかでもらってきた電車のチラシ1枚。
娘の引き出しには、折り紙やら手紙やら、小さい人形やらが、たくさん入っています。

絵本棚の上にある小さな人形ではよく遊ぶものの、
いつもどこかにやってしまうので、遊びたいときに見つからず、
娘は泣いてばかりいましたが、今は小さい人形は引き出しの中に入っています。

小さい人形は、絵本棚の上よりも、引き出しの中の方が探しやすいようです。

あとは、ペンなどこまごましたものを入れる、六つの引き出しを置いてみました。

これは以前、息子の鉛筆消しゴム入れとして、無印良品で買ったのですが、
息子がほとんど使わなかったので、ここで使うことにしました。

すると、便利!便利!

今までボールペンなどはキッチンカウンターのところまで取りに行っていたのですが、
今は文房具はここの引き出しに入れているので、立たないですぐにボールペンをとることができます。

娘のハサミやのりなども、ここに入れました。
また、読書をよくするので、しおりなども、この引き出しへ。

娘が小さいころは、文房具は高いところに置いていましたが、
今はそういういたずらはしなくなったので、
文房具も、低い位置に置くことができるようになりました。

現在絵本棚にある引き出しは全部で3つ。
1つは昨日まで、押し入れで使っていたものを、リビングに出し、
ここには夫と私の物を入れることに。

つまり、絵本棚に、出しっぱなしにしやすものを入れるための、
息子用、娘用、夫&私用の引き出しができたのです。

本当は引き出しが4つあるのが理想なのですが、今使っている引き出しが
今はリニューアルしており、以前のものはもう在庫がないようなので、
3つで何とか回すことにしました。

あまり新しいものは買わないタイプなので、
あるもので何とかなり、よかったです。

引き出しを一つ増やした分、絵本棚のゆとりスペースが減りましたが、
散らかるよりはいいので、しばらくはこのやり方で様子をみます。

ちなみに児童書コーナー(少し前の本)と、図書館で借りている絵本のコーナーはこんな感じです。


児童書だけでなく、息子が好きな学習漫画も入っている。

ここの児童書も、時々思い出したかのように手にとることがあるので、
書庫には入れず、いつでも手にとれる環境を作っています。

絵本棚の右上(息子がよく本を手に取る場所)に、比較的新しい児童書を入れています。

しばらくは、ほとんど読まなくなった絵本リビングの絵本は書庫へ移動し、
空いたスペースを、児童書入れとして使うことになりそうです。

個人的には、1回読むか読まないかの児童書よりも、今まで読んできた絵本を保管しておきたいのですが、
今、息子が読む可能性のある児童書を置く場所は、しっかりと確保しておきたいので、
もう読まなくなった絵本を、書庫へ移動したり、手放したりする方法をとっています。

コレクションスペースよりも、今使う可能性のある物のスペース重視です。

限られた広さの部屋で、絵本をメインとしたリビングを維持することは、
難しい時もありますが、固定観念にとらわれずに、いろいろ工夫してみると、
理想のリビングに近づいていきます。

何を優先するかを大事にしているので、理想のインテリアと離れることも多々ありますが、
家族みんながリビングでくつろいでくれるのが、一番嬉しいと思う今日この頃です。

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【注】

(1) 過去ログ 「狭い3LDKマンションで、絵本リビングを維持するための工夫」 参照。

【今日(昨日)読んだ絵本】

★ いわいとしお 『そらの100かいだてのいえ』 偕成社、2017年。
「100かいだてシリーズの第4弾。1階1階の意味が薄れていて残念。ちょっとつじつま合わせに無理がある。」(絵本)


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