IP電話が乗っ取とられ、知らない内にアフリカあたりに架電され、百万円単位の請求がNTTからくるというニュースが流れています。
個人的には身に覚えのない電話料は払わなくてもよいと思いますが、どうもそうはいかないようです。今のルールでは、支払いを拒むと、年利14.5%だかの延滞利息を含めて、あくまで請求されるのだとか。拒み続ければ、最後は法による強制発動ということになるのでしょうか?
個人では対応しきれない金額で、こんなトラブルに巻き込まれたら途方に暮れてしまいますね。
知らない間の個人データの抜きとり、ネットバンキングの乗っ取り・・・。
便利さと裏腹のリスクは、増えるばかりです。
若い頃であれば、トラブルにあってもまだ立ち直る時間があったわけですが、還暦も過ぎてくると、虎の子をあっさり盗られてしまっては、立ち直れません。年寄りが安心して暮らしていける世の中ではないですね。
今回のIP電話の乗っ取り被害は、IPビジネスホンを使っていた企業が中心で、個人被害はないようですが、どこでどうなっているのか分からないネット社会のこと、いつ個人に同種のことが拡大するか分かりません。
こういう身に覚えのない、自分に過失がない被害については、電話代免責してくれるように制度改正できないもんですかね。
いくら自分の電話が使われていたといっても、使っていないものは使っていない!
理不尽な世の中です!