7月は、なぜ『文月』というのか?雨ばかり降って、外で作業ができなので、本を読んだり、文をしたためたりして過ごすことが多いからかなぁなどと珍説をねつ造しながら、梅雨空の下、時間を潰しています。
7月をいえば、もうじき七夕ですが、この行事も、関東では例年梅雨の真っただ中で、きれいな天の川がみられることはめったにありません。
「おりひめさん」と「ひこぼしさん」もなかなか会えないで可哀そう、などといろいろ調べていたら、7月7日を七夕としたのは、旧暦の日にちをそのまま新暦に使ったという事が分かりました。
ちなみに、本来の七夕という行事は、お盆とも関連が深いんですね。勉強になりました。
じゃぁ、現在の7月7日は、旧暦では何日なんだろ?と調べたところ、国立天文台が2030年までの『伝統的七夕の日』というのを公開していました(@ ̄□ ̄@;)!!
これによると、
2015年 8月20日
2016年 8月 9日
2017年 8月28日
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となるようです。
この頃になれば、梅雨も明け、田舎では綺麗な星空が見られる日が多くなります。
こういう伝統的な行事は、なにがなんでも7月7日ではなく、旧暦を使った行事として捉え、「笹の葉さらさら・・・ お星さまきらきら きんぎん砂子・・・」のように自然の中で、ゆっくり豊かなひとときを過ごすのきっといいですね。
今年のマイ七夕は、8月20日にして、星空を眺めながら、「おりひめさん」「ひこぼしさん」の再会を自分の時間と重ねて、ともに喜びたいと思います。それまで、暑さに負けず、健康で過ごさなくちゃ!
『文月』の語源ですが、七月七日に短冊に詩歌や字を書いて書道の上達を祈った七夕の行事に由来するとする説、陰暦七月は稲穂が膨らむ月であることから「穂含月(ほふみづき)」と言われ、それが転じたという説などがあるようです。旧暦の月の呼び名には、それぞれ季節ごとの風習や自然の移ろいが入れ込まれ、季節がイメージしやすいですね。
旧暦の語源なども、子供の頃学校の先生に教えてもらったことがあったのでしょうが、実用性のない事はほとんど忘れてしまいました。
最近、時間があるせいか、その忘れてしまった事を疑問に感じることが多いです。
歳のせいでしょうか。