昨日作業をしながら、ラジオをきいていたら、8月8日に発表された『天皇陛下のお気持ち』が話題になっていました。
昭和の高度成長期の黎明期に、この世に生をうけたあたしは、圧倒的に安定した、豊かな経済の中で、のほほんと権利ばかり主張して、この歳まで生きてきました。
あたしの暮らしは、憲法で基本的人権が担保され、言いたいことを言い、やりたいことをやり、恋愛も、結離婚も、本人次第。思想も宗教も自由。
やりたい放題です!
少し働いて税を納めれば、健康保険制度も生活保障制度もある。こんな有難い社会はない!ですね。
でも、こんな日本社会で、今上天皇ご一家の基本的人権は、制限だらけなんですね。
戸籍はないし、生まれた時から神道で、男子は生まれたときから『象徴』で、自分の思いや政治向きの発言・行動、恋愛も、好きな仕事もできない。死ぬまで、皇族。
浮き草くらしが性に合っているあたしには、死んだ方がまし!ってくらい辛い生活かも。
今上天皇が、ご自身の考えを『お気持ち』として公表されたことは、大変な改革だったのですね。
日本人は、氏神を信仰しながら、他の宗教をうまく取り入れている、”二刀流”。
神国日本!天皇制は文化として悪くないと思いますが、もう少し、のびのびとしてもいいのかな?と感じました。
今日の七五調
貧だけど 気ままなくらし 人らしい