今年の初めに、『LibreOffice Base(データベースソフト)の自習』(2018年01月31日 | PC弄りの日々)で、「外作業ができない日の今年のひとりパソコン教室のお題は、『LibreOffice Baseを使った農作業日誌作成』に決めた」なんて書いているが、半年以上かけて、ようやく『LibreOffice Baseマニュアル(入門編)(2013/07/31 JA福岡)』の自習を終了した。
農作業日誌作成は、LibreOfficeの表計算ソフトCalcで作物名や作業等をオートフィルタで検索できるものを作ったので、Baseで作ることはたぶんない、というかそこまでできそうにない( ;∀;)。
マニュアル(入門編)自習の中で作成したフォームの画像である。
マニュアルは、LibreOffice 3.×のものなので、一部操作方法が変わっていて戸惑ったが
それらしいものができた。
ここまでに分かったこと
〇Baseを開くととても殺風景
表計算ソフトのように初めから表がない。まず戸惑う。
表計算ソフトの上位にデータベースソフトがあるという思い込みがあり、そこが迷宮の入り口である(笑)。
まったく、別のものと思った方がいい。
表計算ソフトのように初めから表がない。まず戸惑う。
表計算ソフトの上位にデータベースソフトがあるという思い込みがあり、そこが迷宮の入り口である(笑)。
まったく、別のものと思った方がいい。
〇一意のデータ
マニュアル(入門編)では、テーブルの考え方、プライマリーキーに紐付けされた一意のデータというのが、相変わらず分かりにくかった。
表計算ソフトの表は、どんなデータでも書き込める。DBソフトでは、プライマリーキーが重なると弾かれる。そこが『一意』ということらしい。
自分の頭の中のデータの持ち方は、上側の表。
これが、下側の表のように整理できれば、理解がすっきりすすむのだと思う。
〇クエリは目から鱗
クエリは仮想表という機能。プライマリーキーを使って複数のテーブル(表)を繋いで(リレーションして)、データの検索、結合、計算などが表計算ソフトより圧倒的に柔軟にできる。少し体感したが、大きなデータでは特に役立ちそうだ。
残念ながら、今の日常ではそんな大きなデータは皆無である(笑)。
いつも通り、気が付くのが遅かった。
〇フォームは、データ参照、データ入力の機能
〇レポートは、印刷時の機能
表計算ソフトは思い付きで作り始めても何となくできました、という感じ。
DBソフトは、作り始める前に妄想が大事。
DBソフトは、作り始める前に妄想が大事。
どんな出来上がりが必要が、どんなデータをどんな形(テーブル)で持って、どう繋ぐ(リレーションする)かを十分考えてから作るという感じか。
最近、LibreOffice全体のバージョンアップをした。
全体としては以前より良いものに変わっているとは思うが、バージョンアップ後にこの記事を書こうと今回の練習DBファイルを開いたら、テーブルテータが消失していた。こういうことを考えると、業務で使うには信頼性がない。
でも、個人や学校でのデータベースの学習用としては十分楽しめそうだ。
アプリや資料が無料というのが最高にいいのだが、少ない情報の中で、自分で考えてみるというプロセスが、ジイサンマンの雨の日のひとりPC教室(暇つぶし)にはまたとない教材である。
Baseマニュアル(実践編)は、個別の具体的な操作方法が書かれている。壁に当たったときに開いてみるという内容なので、今後、Web上での具体的な例題を探して、簡単なDBをBaseで作ってみる中で、操作方法を覚えていきたいと思っている。
学習のきっかけを作ってくれたJA福岡市の担当者さんには多謝である。
<参考資料>
LibreOffice Baseマニュアル(入門編)(13/07/31)
LibreOffice Baseマニュアル(入門編)(13/07/31)
LibreOffice Baseマニュアル(実践編)(13/07/31)
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<今日は何の日>
「白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒はしづかに飲むべかりけり」
秋の夜長、ひとり静かに酒を飲み、来し方行く末を思い人生を考える、そんな歌です。
今日は、酒をこよなく愛した歌人・若山牧水の1885年の誕生日。
『愛酒の日』(酔っぱらいの日ではないので誤解なきよう)。
『愛酒の日』(酔っぱらいの日ではないので誤解なきよう)。
「足音を忍ばせて行けば台所に わが酒の壜は立ちて待ちをる」@わかるぅ~。
肝硬変を患って、四十四歳という若さで亡くなったということですが、「ひとり静かに酒を飲み」というような酒豪は、その外観、言動とは別に、とてもピュアな(感性豊かであり、同時に弱くて自分には強い)心をもった人が多いと勝手に思っています。
毎日一升はやりすぎですね。
良いお酒(時間)で過ごすには、家族など周りの人の理解も必要です。
楽しく満ち足りた心になれば、もうその先は求めないでしょう。
ひとりぼっちで酒を飲んでも、それも人生だと受け止められちゃうのが、「わが酒の壜は立ちて待ちをる」かも(笑)。
人生いろいろです。