人にとって、読書は直接出会わない日の考えや思想に触れることができます。
もちろん、自分が経験してきたことは大きな糧になります。
また、近くの人から話を聞くことも、自分にとって大切なことです。
しかし、人がそれらだけで物事を決めたり、判断するのでは不十分ですし、危ういこともあります。
自分が考える以上に、世界は広く、豊かなものです。
だから、大人も中学生も本を読むべきです。
読書で、すでに亡くなった人たちの考えに触れることもできます。
ふつう、出会えない人の思想を知ることもできます。
そして、自分の世界を広げ、自分が知らなかった考えを知り、自分の価値観や考え方を変えることにもつながります。
本からの学びが大きいほど、その人は自由になれると思います。
「学べば則ち固(こ)ならず」。
中学生も、多忙な生活を送ってはいますが、読書に親しんでほしいと思います。