箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

本からの学びが自由を導く

2018年04月06日 14時15分28秒 | 教育・子育てあれこれ


人にとって、読書は直接出会わない日の考えや思想に触れることができます。

もちろん、自分が経験してきたことは大きな糧になります。

また、近くの人から話を聞くことも、自分にとって大切なことです。


しかし、人がそれらだけで物事を決めたり、判断するのでは不十分ですし、危ういこともあります。

自分が考える以上に、世界は広く、豊かなものです。

だから、大人も中学生も本を読むべきです。

読書で、すでに亡くなった人たちの考えに触れることもできます。

ふつう、出会えない人の思想を知ることもできます。

そして、自分の世界を広げ、自分が知らなかった考えを知り、自分の価値観や考え方を変えることにもつながります。

本からの学びが大きいほど、その人は自由になれると思います。

「学べば則ち固(こ)ならず」。

中学生も、多忙な生活を送ってはいますが、読書に親しんでほしいと思います。