箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

子どもにかかわる同志として

2018年04月26日 11時54分21秒 | 教育・子育てあれこれ




本日は歯科検診でした。

診ていただいた歯医者さんのコメントです。

「三中の子は、虫歯が少ないです。よく歯を磨いています。

ただ、一般的に今の中学生、高校生はあまり歯医者に来ません。

虫歯はなくても、歯石はつきます。ちゃんと磨いていても。

忙しい生活でしょう。だから春休み、夏休み、冬休みの年間3回でいいので、歯石をとりに来てください」

とのことでした。



歯についた白いにごりは、危険信号です。適切な時期に手入れをすると、にごりはとれます。

(写真は、「中学保健ニュース」2015年6月8日号[少年写真新聞社発行]より)



また、今日から家庭訪問が始まります。

親御さんには、お忙しいなか、時間を設けてくださり、ありがとうございます。

中学生ですから、子どもには悩みが生まれます。子どもにかかわる問題に直面することもあるでしょう。


その解決のためにも、保護者の方といい関係をつくりたい。

このことを望まない教師はいないでしょう。

子どもが示す問題は、多くの場合、家庭のせいでもないですし、学校のせいでもありません。

思春期の中学生は、悩むのが仕事といってもいいぐらいで、世の中や社会の矛盾を、問題というカタチで表しているのです。

このことをきちんと理解し、共に子どもを支える関係をつくっていくことが大切です。

親も学級担任も、お互い、子どもに関わる同志として、それぞれ精一杯に努力していることを認めあって、その上で、今子どもに必要なことを話しあっていく。

このような関係をつくっていければと思います。

よろしくお願いします。