箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

恩を忘れず

2018年04月10日 11時18分36秒 | 教育・子育てあれこれ



今日は離任式でした。

昨年度、三中に勤務していた教職員が、この度13名異動となり、今日の離任式には、9名が出席して
まず、朝に三中教職員にあいさつ。

その後、体育館の離任式では、全校生徒に、お別れのあいさつをしました。

私からは、冒頭に、以前プログでも紹介した言葉を全校生徒に伝えました。

与えて恩を願わず、受けて恩を忘れず」(大隈重信)

教師は教育することが仕事だから、生徒に「こんなにしてやったのに」なんて見返りを願ってはいけません。

でも、生徒のみなさんは教育してもらい、お世話になったという、受けた恩を忘れてはいけないよ。

三中では、受けた恩を忘れないことを大切にします。


このような、メッセージを込めて生徒に話しました。

この話を生徒たちはじっと素直に聴いてくれます。

なかには、うなずきながら聴いてくれる子もいて、三中の子がまた好きになりました。


その後、それぞれの教職員が、お別れのあいさつをして、三中生に期待することなどを話しました。

9名の教職員のあいさつに、全校生徒は顔をあげ、聴いてくれます。

この態度で、教職員はどれだけ勇気づけられ、元気づけられることか。




最後には、生徒からの花束贈呈をしました。

大原櫻子の「ひらり」をBGMに、体育館のセンターの部分を開け、全校生徒で花道をつくり、涙する生徒がいるなか、離任の教職員を送り出しました。

三中を去る教職員のみなさん、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。



そのあと、引き続き、生徒会本部の引き継ぎ式、生徒会による1年生と2・3年生の対面式を行いました。

1年生の代表生徒が、「よろしくお願いします」とあいさつをしました。

これで、三中生は一つになりました。



そのあとは、午前中、1年生は個人写真を撮影したり、3年生は身体測定をしたりしました。