Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

シラク、オカマちゃん化計画

2007-07-10 20:35:38 | 白猫シラク
夕方6時近くになって獣医さんへ行ってみた。
診察時間終了間際のほうが、先生にゆっくり相談できるかな、と思って。

先生は「会ってく?」と言ってくれて、シラクに会うことができた。
ずっと室内にいるから、フワフワ感が戻って、かわいくなってた(^^♪

「人間に対する警戒心もそれほどではないから、飼い猫だった可能性は高いね」、というのが先生の意見だ。

こんなかわいい猫をよく捨てられたもんだ!!(怒!!)


そして先生に相談。

「シラクは、退院すればリリースすることになると思うんです。ここで去勢しておけば、また外に出たときに他の猫とケンカする回数は減りますよね?」

「そうだね、縄張り争いのケンカはするかもしれないけど、女の子をめぐってのケンカはなくなるよね、ケンカが減れば、病気を移される危険性も減るしね」

「じゃ、手術してください」

「飼い猫だったら、手術前に血液検査で肝機能などを調べたり、重大な病気を持っていないかを調べるから手術費用は高いものになるけど、そういう検査を省いて、手術費を抑えることもできるよ」


こういう情報をちゃんと伝えてくれることがこの先生のいいところ。
先週末のお泊り代だって、「こちらに人手があれば、土曜日に手術して帰ることもできたわけだから、いいよ」って言ってくれた。
先生ありがとう。助かります!!

そしてここでしばし悩む・・・。

シラクはこれから外の猫として生きていく。
万が一、何か病気を持っているとわかっても、どこまでカバーしてあげられるのか。すでに、何か病気があったとしたら、それはシラクの運命として受け入れ、寿命を全うすればいいのか・・・それとも。

ただ、エルメスやパスカルと一緒に家の中で飼えない以上、シラクの病気の治療はできない。病院行くから、帰っておいで、って言葉が通じりゃいいけどさ。

結局、血液検査などは省いて、去勢手術のみをしてもらうことにした。



今回、病院へ行く直接の原因となったおなかの傷は、縫合後、シラクが自分で舐めてしまったそうだ。
シラク、よっぽど気になったんだね。縫ったところ。
舐めたために、縫った部分が半分開いてしまい、また縫い直して、さらにホチキスで留めてあるらしい。
その下にあった腫れも、膿を吸い出してもらって、抗生剤を「ぶち込んで」もらえたらしい。もう安心だそうだ。

さ、シラク、君の本意ではないかもしれないけど、明日かあさってオカマちゃんになるんだよ。
フクザツな心境かもしれないけど、取っ組み合いのケンカをしておなかを咬まれ、逃げ回って、どっかで不意打ちくらうようにおなか切っちゃうよりはいいでしょ?

私は、君には穏やかにのんびり過ごしてほしいんだよ。
太く短く愛とケンカに生きるのも、それはそれで男の本懐かもしれないけど、パスカルやエルメスと縁側バトルを繰り広げる猫生も悪くないと思って・・・・ね。




今、ふと考えた

2007-07-10 00:07:59 | 白猫シラク
シラクのこと。

シラクは他の猫におなかを咬まれている。
顔の傷も猫同士のケンカで負ったものだろう。
ちょっと前にも鼻先を引っかかれ、ノーブル(笑)な顔立ちが一変、凄みが加わってしまった(-_-;)

なぜ、猫同士でケンカするのか。
縄張り争いもあるだろうけど、「オンナ」の問題も大きいのではないか?

だとしたら、シラクをオカマちゃんにしちゃえば、無用な争いはしなくて済むのではないのか・・・・。
色恋沙汰の争いからでも、彼を無縁の場所においてあげれば
怪我をするリスクもぐ~~~んと減るのではないか・・・・。
ケンカによって、他の猫から病気をもらうリスクも減るのでは?
しかし、それは人間の勝手な考えか?
去勢したノラ猫って、ノラ猫界じゃどんなポジションなんだろう?
去勢しちゃえば、「オンナ」を追ってどっか行っちゃうこともなくなるのだろうか?

明日、獣医さんに相談に行ってみようかな。