今日は甥っ子2人(小4、小2)をつれてお買い物。
彼らの目当ては遊戯王カード。
自分で貯めたお小遣いを持って、学校が終わって跳んで来た。
中古ゲームソフトを売っているようなお店で、プレミアのついた遊戯王カードが売られている。
値段は105円から6300円まで(1枚が!)
私が見つけられなかっただけで、もっと高いカードもあったかも!
何百枚あるかわからないカードの中から、自分のお財布と相談しながら、真剣に選ぶ甥っ子たち。
ちょっと値の張るカードは、ガラスケースの中に入れられ、お店の人にそのケースを開けてもらわなければ手に取ることはできない。
彼らは緊張しながらお店の人に声をかけ、カードを見せてもらい買うことを決める。もっとも、彼らの買ったカードは420円。
そんなお店を3軒もハシゴして、彼らは持ってきたお小遣いを使い切った。
あと2~3年もすれば、それらのカードには見向きもしなくなるだろうに。
そんな彼らを見ながら考えた。
そういえば、わたしも小学生の頃に切手を集めていて、デパートの古銭切手売り場のショーケースの前で震える声で「この切手ください」って言ったものだ。
帰ってきて、買ってきた切手を、ピンセットでそっと袋から取り出し、ストックブックに収め、郵政省が発行していた「切手カタログ」を眺めて自分が買ってきたものと同じ切手が載っていると嬉しくなったりして。
もちろん、少ないお小遣いで買う切手なので、高いものは買えるはずもない。
「見返り美人」という細長い切手はいつもカタログの最初のページに出ていたように記憶している。でも、私が買うことのできた切手はカタログの後ろの方に載っていた。
今の子供にとっては、この遊戯王カードが私にとっての切手なんだなぁ。
集めた切手、どこにあるんだろう・・・・。
お買い物の帰りはファミレスで夕飯。
彼らはドリンクバーのあるファミレスが好きなのだ。