Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

年末の情景

2008-12-25 23:53:34 | Weblog
25日はクリスマスだった。

車に乗って出かけたときに
「クリスマス用CDでもかてみる?」と思ったものの
FMラジオをつける。
きっと、クリスマスソングが流れてくるはずと。
案の定、ジョン・レノンの「ハッピークリスマス」が。
マライヤ・キャリーも歌ってた。
ふと見上げると、歩道橋にかかる横断幕が
箱根駅伝に伴う通行止めを知らせている。
風がつよかったけれど明るい青空のクリスマス当日。
駅ビルの食品売り場へ行けば、日本茶でさえ、赤と緑の袋に入っていた。(笑)

明日には、商店の店先のクリスマスツリーも一斉に門松に変わっているはず。
こうやって、どんどん年が暮れていく。

住む家のないまま年を越さざるを得ない人がいる。
昨日の報道番組では、法的相談を引き受けるボランティア弁護士さんたちが行っている電話相談の様子が映し出された。

しかしそれは、まるで、大晦日の「行く年来る年」の多元中継の中の1箇所のような印象。
つまり、その映像がとても奇異で信じられない、映画の中だけのはなしだよ、と片付けられるのではなく、すぐそこにある光景として、見る側の頭の中にすんなりと滑り込んでくる。
ということは、それだけ失業問題が日常化してきているのだということを、みんなが認めているということ。ごく一部の話しではなく。

来年はもっと厳しくなりますよ、とは、信用金庫のおにいちゃんのコメント。
やだね~~~と言ってても仕方ないからね。