今日もフランス語のレッスン。
水曜日に観て来た映画「愛を読むひと」の話題から入った。
映画「タイタニック」でヒロインを演じた女優さん、ケイト・ウィンスレットが主役を演じている。彼女はこの映画でオスカーの主演女優賞を獲得している。
第二次世界大戦の終戦直後から1995年に渡って、物語は繰り広げられる。
15歳の少年が倍以上の年齢の女性と恋に落ち、逢瀬(ちょっと古い言い方?)を重ねるたびごとに、彼は彼女に本を読んであげる。
ある日突然、彼女は彼の前から姿を消し、その後、彼が彼女の姿を見るのは、法廷で。彼女は被告、彼は法学部学生としてその裁判を傍聴するためにやってきた。
彼女はユダヤ人を収容するキャンプの監視員だっという事実で裁かれようとしていた。そして、同じ罪で裁判にかけられている元同僚の女性たちの罪を背負って、終身刑の 判決を受けるのだ。
でも、本当は・・・・ある理由で彼女は終身刑を受けることはなかったのだ。
その理由は彼女以外は彼しか知らない。
この映画を観たときに感じたことのまず一つ目は、「これは、映画を観るよりは、原作を読んだようが感動がおおきいかも」ということだった。
アウシュビッツを始めとする、ユダヤ人収容所に関する映画は今までにもいろいろある。「シンドラーのリスト」もそうだし、ドキュメンタリーとしては「ショア」を東京日仏学院で観た。
フランス語の先生がおっしゃるには、今年92歳の男性で、第二次大戦当時、ユダヤ人収容所で監視として働いた男性がドイツで裁判にかけられるのだそうだ。
アメリカに渡って、新しい人生を過ごし、その人生もあと少しで閉じようとしている人を、裁判にかけることには、賛否両論があるらしい。
何を今さら・・・と。裁判を行うにはお金がかかり、それはドイツ国民の税金で賄われるのだ。でも裁判は行われ、その老人は有罪判決を受けて刑務所で人生の幕を閉じることになる。
ドイツは徹底しているのかな?
日本は徹底してない・・・だからわれわれの世代まで、なんとなく後ろめたいというか、弱点として残っているのがいわゆる戦後処理の問題だと。
「愛を読むひと」の中で、主人公の男性が戦後の収容所キャンプを訪れるシーンがあった。いろいろな映画や番組で数回見ている情景だ。
わたしは以前、広島の原爆記念館に行ったことがある。そのときは100%被害者の感情だった。でももしもわたしが、ユダヤ人収容所を訪れたら、どんな感情を持つのだろう・・・と思った。
さてさて、今日はDELFの問題集を先生に渡してきた。
「時間があったら、この本ご覧になって、DELFの口述試験の内容を知ってください。今、わたしは『DELFの口述試験という名前の黒い森』の中にいるのです」と訴えてみました。
帰りぎわ、DELF本番前にレッスンしてくれたイシャム先生と少々おしゃべり。
「面接官が厳しくて~~」と言ったら「僕より厳しかったの?」と。
こういうときに、うまく切り返せるわたしになりたい!!!!
水曜日に観て来た映画「愛を読むひと」の話題から入った。
映画「タイタニック」でヒロインを演じた女優さん、ケイト・ウィンスレットが主役を演じている。彼女はこの映画でオスカーの主演女優賞を獲得している。
第二次世界大戦の終戦直後から1995年に渡って、物語は繰り広げられる。
15歳の少年が倍以上の年齢の女性と恋に落ち、逢瀬(ちょっと古い言い方?)を重ねるたびごとに、彼は彼女に本を読んであげる。
ある日突然、彼女は彼の前から姿を消し、その後、彼が彼女の姿を見るのは、法廷で。彼女は被告、彼は法学部学生としてその裁判を傍聴するためにやってきた。
彼女はユダヤ人を収容するキャンプの監視員だっという事実で裁かれようとしていた。そして、同じ罪で裁判にかけられている元同僚の女性たちの罪を背負って、終身刑の 判決を受けるのだ。
でも、本当は・・・・ある理由で彼女は終身刑を受けることはなかったのだ。
その理由は彼女以外は彼しか知らない。
この映画を観たときに感じたことのまず一つ目は、「これは、映画を観るよりは、原作を読んだようが感動がおおきいかも」ということだった。
アウシュビッツを始めとする、ユダヤ人収容所に関する映画は今までにもいろいろある。「シンドラーのリスト」もそうだし、ドキュメンタリーとしては「ショア」を東京日仏学院で観た。
フランス語の先生がおっしゃるには、今年92歳の男性で、第二次大戦当時、ユダヤ人収容所で監視として働いた男性がドイツで裁判にかけられるのだそうだ。
アメリカに渡って、新しい人生を過ごし、その人生もあと少しで閉じようとしている人を、裁判にかけることには、賛否両論があるらしい。
何を今さら・・・と。裁判を行うにはお金がかかり、それはドイツ国民の税金で賄われるのだ。でも裁判は行われ、その老人は有罪判決を受けて刑務所で人生の幕を閉じることになる。
ドイツは徹底しているのかな?
日本は徹底してない・・・だからわれわれの世代まで、なんとなく後ろめたいというか、弱点として残っているのがいわゆる戦後処理の問題だと。
「愛を読むひと」の中で、主人公の男性が戦後の収容所キャンプを訪れるシーンがあった。いろいろな映画や番組で数回見ている情景だ。
わたしは以前、広島の原爆記念館に行ったことがある。そのときは100%被害者の感情だった。でももしもわたしが、ユダヤ人収容所を訪れたら、どんな感情を持つのだろう・・・と思った。
さてさて、今日はDELFの問題集を先生に渡してきた。
「時間があったら、この本ご覧になって、DELFの口述試験の内容を知ってください。今、わたしは『DELFの口述試験という名前の黒い森』の中にいるのです」と訴えてみました。
帰りぎわ、DELF本番前にレッスンしてくれたイシャム先生と少々おしゃべり。
「面接官が厳しくて~~」と言ったら「僕より厳しかったの?」と。
こういうときに、うまく切り返せるわたしになりたい!!!!