Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

来訪者

2009-10-15 19:23:20 | おっ、と思ったこと
仕事が忙しいと、家に引きこもりとなる。
朝8時前から机に向かいお昼近くまで、化粧もせずに仕事する。
今日もそうだった。

11時少し過ぎに、門のところのドアフォンが押された。
「ピンポ~ン」と大きな音が家の中に響き渡り、お約束でパスカルがビビる。
縁側から門の外をみたら女性二人組のお客様。

「あ、またか」と思う。
宗教関係の勧誘のかた。いつも二人一組だ。
門まで出て行って、なるべくぶっきらぼうにならないように断ろうとする。

勧誘の人(以下・誘):お忙しいところ申し訳ありません。奥様ですか?
私:はい
誘:私たちは女性のためのセミナーを開いている団体のものです。
私:はぁ
誘:浜町の○○会館で講座や講習を開いているのです。女性問題の。
  夫婦の問題、子育ての問題、嫁姑の問題などなんですよ。ちなみに講習などに参加されたご経験はありますか?
私:はい(仕事の講習会ならね、あ、DLEFの講習にも参加したわ!)
誘:それはすばらしいですね
私:はぁ
誘:お嫁さんとの問題などありませんか?
私:はい?
誘(もうひとかたの):まだお若いですものねぇ、お嫁さんとの問題なんてないですね?
私:ええ。
誘(もうひとかたの)ハタチぐらいですよね。
私:・・・・
誘:なにか悩みはありませんか?
私:いきなりそうおっしゃられても・・・

そろそろこのへんで切り上げたいなと思い始めた。

私:講座にはまた、自分で調べて興味があれば参加したいと思います。
誘:そうですか、直近の講座は・・・
私:(遮るように)ありがとうございました、また参考にさせていただきます。

何を参考にするのか自分でもわからないけど(笑)


「女性二人組」で勧誘するこの宗教、勧誘員のかたがたは、語り口がソフトで穏やかですが粘り強いです。町中を歩き回り、1軒1軒をたずね歩いて勧誘するのもパワーが必要でしょう。(それが宗教パワーなのでしょうね)
ご苦労もいろいろおありでしょうと思うと「興味ありませんから」とか「今忙しいのです」とすぐにお断りできなく、3分ぐらいはいつもお付き合いしています。
最後に機関誌をくださろうとするので「ああ、もうそういう本は以前いただきました。私にではなく、どなたかほかの方にまわしてください」と言うと「まぁ、ご親切にありがとうございます」なんて感謝されたりもしました。さすが宗教勧誘員。卒がないです。

が!今日の「お嫁さんとの問題は何かありますか?」ってなに!?
いくらノーメークだったとはいえ、いくらTシャツにジャージだったとはいえ、酷くない?むっとした顔してしまったのでしょう。もう1人の方が「ハタチぐらいですよね」と、これも、ある意味むっとするご発言。


ああ、こんなふうにいちいちむっとしててはいけないいけない。
浜町の講習に参加するか?(爆)