去年の3.11は金曜日だった。
フランス語レッスンに向かう途中の東海道線の中で地震に遭遇し、生まれて初めて線路の上を歩いた。
JR東日本はとっとと駅を閉めてしまい、下ろしたシャッターに「この地区の広域避難場所」を示す地図が貼りだされていた。
相方Hが8時間かけて迎えに来てくれた。
今年は閏年なので、3.11は日曜日だ。
震災に続く原発事故に絡んで今年の3.11では脱原発の催しが多い。
もちろん、被災地では震災1年の集まりや式があるのだろう。
マスコミでも「あの震災からもうすぐ1年」という枕詞でスタートするさまざまな特集が放送されている。
3.11当日も特集番組やらなにやらありそうだ。
よく「震災や原発事故が風化しつつある」などとコメントされる方がいらっしゃる。
そんなことがあるのだろうか!!?
私は地震も原発事故も昨日のことのように感じている。
首都直下型地震の可能性が高まっていることを知れば、フランス語レッスンに行くにも少々緊張。
都心に向かう場合だけではなく、ちょっと電車や車の乗って外出するときに、「もしも今日大震災が来たら」といつも考えているし、車の中には防災セットを置き、電車で外出する際は、飲みものと電池式の携帯充電器は持っている。
原発事故に関しても、3.11前の自分の無知無関心を少しでも埋めたいと本を読み、小出裕章さんの発言をフォローし、ツィッターでフォローしている方も原発や再生可能エネルギーに関してツイートされている方が多い。
太平洋戦争が終わって「戦後」
東日本大震災後は「災後」と言うらしい。
災後はまだまだまだまだ続いているんだね。
そして、私は今「災前」状態なのかなぁと思う。