Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

王子に投薬

2012-03-12 18:01:23 | パスカル王子
パスカル王子が腎不全の診断を受けたのが先週の木曜日。

翌日金曜日から腎臓の働きに負担をかけないようにするための投薬がスタートした。

錠剤なら1回2錠×2回/1日。
顆粒なら1回1/2包×2回/1日。


朝、猫缶少々に顆粒半分を混ぜて食べさせてみる。
でも、きれいに食べきってくれない。
投薬ロスが出るのだ。

ということで、午後は錠剤2錠飲ませることにチャレンジ。

すごく嫌がる。

「ねこのきもち」にバスタオルで包んでみるとよい、と出ていたので王子をタオルで包んでみた。
うまく包めない。でも、前足による反抗的態度は幾分防げたかも。
それでも、口の中に入れては吐き出され、王子の唾液でぬれた錠剤を拾って再度トライ。
炭のお薬なので、人間の指も王子の口の中も黒くなる。
「ウォーン」という抗議の声を上げる王子。
しかし、ここで負けてはいられない。
心を鬼にして、再度王子をねじ伏せて、口を無理やり開けさせて炭のお薬を放り込み、吐き出され・・・と
2~3度繰り返し、最後にやっと飲み下させた。
やれやれ。

しかし2粒飲ませなければならないのだ。
まだ1粒残っている。

2粒目を飲ませるときは、王子の後ろ側から攻めるのでなく、王子を向かい合うように抱きかかえてみた。
このほうが、口の中に粒を入れやすいかも?

明日もこの作戦でやってみよう。

しかし、獣医さんはさすがプロである。
こんな王子にも苦も無く錠剤を飲ませられる。
毎日王子を獣医さんへつれていき、投薬してもらうというのも不可能ではない。
しかしそうすると、私が訓練されないのだ。
猫に薬を飲ませるスキルを身につけなければならない。

やはり、自力でがんばるしかないね。

投薬をあきらめるのは、治療をあきらめるということだ。
あきらめなければならない病気では、今はまだない。
腎不全は完治しないかもしれないけど、食餌や投薬で進行と止めることはできるはず。

ここは飼い主の頑張りどころ。
王子とともに、やるしかないね。