自己啓発本というほどの構えた堅苦しいものではなく、
日常を気分よく前向きに過ごすには・・・的な本が書店には多数あります。
もちろん、その他のジャンルの本も満遍なくあるのですが。
ついふらふらと、そういう本(手軽に読めるように文庫本化しているものが多い)の方へ行ってしまう自分。
つい最近も行きました。
そしてぱらぱらと立ち読みした中に
「美人はお稽古ごとに質問を持って行く」というのがありました。
日常生活美人、心構え美人になるためには・・・という内容の本の中の一節です。
その本、買っては来ませんでしたが、
他にも「美人は待ち合わせの時に読む本を持っている」とか「美人は相手の連れに話しかける」などなど
なるほどなるほどと心に残りました。
お稽古ごとに質問を持って行く。
以前からこのことは実践を心がけてはいましたが毎回毎回準備万端で臨むのは無理です。
出がけにフランスのニュースサイトから適当にニュースを2部プリントアウトして
行きの電車の中や時間調整のカフェで電子辞書片手になんとなく読んでみる・・・くらいでは
ダメなんです。
レッスンのとき、記事を音読してなんとなく意味を解釈して、
先生からコメントしていただいて終わりです。
自分の考えを述べるということができません。
もっとも、日本語でも述べられないのかもしれませんが・・・(^_^;)
今回は今年初めてのレッスンで、その日の午前中に「ハンナ・アーレント」を観たので
そのことを話題にしました。
もちろん、そのために映画パンフレット購入も怠りなく。
フランス語の先生ではありますが、普段はドイツ語で生活されているスイス人で
更に映画が大好きな方なので、この映画のことも監督さんのこともご存じでした。
「映画を観てどう思った?」先生からは当然出てくる質問ですよ。
仏検やDELFの口述試験なら、まず結論を言う。そしてその理由としては
映画の中の主人公の行動や言動と自分の考えとを比較しながら共感できるところやそうでないところを織り交ぜながら、この映画によって影響を受けた部分それでも自分としては変わらない部分などを述べられたらいいのです。
が、まず私は「私はこのての映画が好きです」と言いました。
このての映画ってどのてよ!?
そして、「このての映画を見るたびに、私はよくわかりません。ユダヤとかイスラエルとか・・・」と。
「・・・」はちゃんと発話文として完結しなかったことを表します(^_^;)
それからハンナ・アーレントが指摘した「凡庸な悪」についてぼちぼち話し(←先生が!)、
上官の言うことに盲目的に従う役人、洗脳されてしまうカルトの信徒、
戦争中の国の意志によって美化される出征兵士の最期などのことを断片的に私が言い、
靖国参拝のことにも話が進みました。
もはや収拾不可能か?
と思いましたが最終的には『人が行動するときには「人道的にこれはどうなの?」という判断が必要ですよね』、と
なんとも高尚な結論に到達してしまったのでした。
人道的な判断力をも麻痺させてしまうのが「凡庸な悪」の怖さなのでしょうか。
ということで、今回のレッスンはそこそこOK!
次回は先生が話題を用意してくださるのです。
オランド大統領の恋バナ、だそうです楽しみ。
日常を気分よく前向きに過ごすには・・・的な本が書店には多数あります。
もちろん、その他のジャンルの本も満遍なくあるのですが。
ついふらふらと、そういう本(手軽に読めるように文庫本化しているものが多い)の方へ行ってしまう自分。
つい最近も行きました。
そしてぱらぱらと立ち読みした中に
「美人はお稽古ごとに質問を持って行く」というのがありました。
日常生活美人、心構え美人になるためには・・・という内容の本の中の一節です。
その本、買っては来ませんでしたが、
他にも「美人は待ち合わせの時に読む本を持っている」とか「美人は相手の連れに話しかける」などなど
なるほどなるほどと心に残りました。
お稽古ごとに質問を持って行く。
以前からこのことは実践を心がけてはいましたが毎回毎回準備万端で臨むのは無理です。
出がけにフランスのニュースサイトから適当にニュースを2部プリントアウトして
行きの電車の中や時間調整のカフェで電子辞書片手になんとなく読んでみる・・・くらいでは
ダメなんです。
レッスンのとき、記事を音読してなんとなく意味を解釈して、
先生からコメントしていただいて終わりです。
自分の考えを述べるということができません。
もっとも、日本語でも述べられないのかもしれませんが・・・(^_^;)
今回は今年初めてのレッスンで、その日の午前中に「ハンナ・アーレント」を観たので
そのことを話題にしました。
もちろん、そのために映画パンフレット購入も怠りなく。
フランス語の先生ではありますが、普段はドイツ語で生活されているスイス人で
更に映画が大好きな方なので、この映画のことも監督さんのこともご存じでした。
「映画を観てどう思った?」先生からは当然出てくる質問ですよ。
仏検やDELFの口述試験なら、まず結論を言う。そしてその理由としては
映画の中の主人公の行動や言動と自分の考えとを比較しながら共感できるところやそうでないところを織り交ぜながら、この映画によって影響を受けた部分それでも自分としては変わらない部分などを述べられたらいいのです。
が、まず私は「私はこのての映画が好きです」と言いました。
このての映画ってどのてよ!?
そして、「このての映画を見るたびに、私はよくわかりません。ユダヤとかイスラエルとか・・・」と。
「・・・」はちゃんと発話文として完結しなかったことを表します(^_^;)
それからハンナ・アーレントが指摘した「凡庸な悪」についてぼちぼち話し(←先生が!)、
上官の言うことに盲目的に従う役人、洗脳されてしまうカルトの信徒、
戦争中の国の意志によって美化される出征兵士の最期などのことを断片的に私が言い、
靖国参拝のことにも話が進みました。
もはや収拾不可能か?
と思いましたが最終的には『人が行動するときには「人道的にこれはどうなの?」という判断が必要ですよね』、と
なんとも高尚な結論に到達してしまったのでした。
人道的な判断力をも麻痺させてしまうのが「凡庸な悪」の怖さなのでしょうか。
ということで、今回のレッスンはそこそこOK!
次回は先生が話題を用意してくださるのです。
オランド大統領の恋バナ、だそうです楽しみ。
えあろーるは有名な話ですよね。
exファーストレディはインドでパパラッチに追い回されているとか?もう終わったのかな?
で、次は女優のなんとかさんがファーストレディなんでしょうか?
明日の恋バナ、楽しみです。
「追われる『妻』に冷たい仏世論」
シラク氏の時はそれがどうしたで済んだのに。
不思議ですねぇ。
さておき、わたくしもお稽古美人を目指します。