みどりの野原

野原の便り

7月2日 長居公園 植物園

2022年07月02日 | Weblog

今夏初めてクマゼミの声を聞いた。
いよいよ夏本番だ~。

長居公園
ムクゲが満開になり、ナラガシワやクヌギやコナラの小さいどんぐりも見えた。


ミヤマカミキリだそうだ。逃げるのを追いかけて撮った。


特徴とされる前胸部の背中にある横ジワも捕まえたから見れた。


ヒトツバタゴ 果実ができていた。


セイヨウトチノキ 梢にトゲのついた果実が見えた。

「スケートボードパーク」が新設されたらしい。中は見えない。

長居植物園


大池 以前あったハスは全く見られなくなった。


先月は満開だったサンゴジュ。実ができていた。
枝先にはマエアカスカシノメイガの幼虫の巣網が付いて汚らしい。


これがマエアカスカシノメイガの幼虫。
巣網で身を守りつつ、中でサンゴジュの若い実を食べるそうだ。
隠れていても、ハチに捕まえられ肉団子にされて幼虫の餌になるのもいるそうだ。


ヤナギマッタケ マッタケの名が付くが、マッタケとは無関係のきのこ。


ツバがあり、成熟すると襞が茶色っぽくなるのが特徴。
食べられるとのこと。
でも「知らないきのこは食べないこと」と注意があった。


花は終わり、果実(偽果)がたくさんできていた。


偽果(花托が膨らんだもの)を半割り。中にある白いものが果実
上部にあるガクには腺毛が見えた。


ナシ赤星病に感染したナシの葉。裏に
トゲ状(毛状帯)の先からさび胞子が出て、中間宿主のビャクシン類(カイヅカイブキなど)の枝葉に付き、冬胞子となり、春には胞子が飛散してナシに感染して被害がでる。
ナシやリンゴの産地では中間宿主のビャクシン類(カイヅカイブキなど)の植栽を禁止しているそうだ。


もう花も終わりのジャカランダ 
花冠の入口に見えるのは雌しべではなく、腺毛のある仮雄しべ?らしい。」

何カ所かでワルナスビの群落があった。
白い花と薄紫の群れがあった。

花柱が長い花


花柱が短い花
異花柱の植物は他にもあるが、ワルナスビが異花柱性なのは初めて知った。

熱中症対策で、暑さ指数31以上の時は、博物館行事はすべて中止される。
植物園案内は中止にはならないが、今日は室内で行われた。

コメント
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