みどりの野原

野原の便り

7月21日 曽我川(北)周辺 コハクオナジマイマイ タヌキ トキワススキ 

2022年07月21日 | Weblog


田んぼにいた小さいカエル 今日は捕まえてお腹を見た。
お腹も喉も白かったのでヌマガエル 雌と思う。

曽我川緑地公園


ユズリハ 今年は超不作 こんなに実付きが悪いのは初めて見る。


植栽のブッドレア 奥の方の枝を切ってみる。中実だ。
ウツギの名の付く植物の茎を調べている。
だいぶ調べがついて、残りはコゴメウツギがまだだ。


コンクリートのすき間に生えていたハマスゲ。
根茎は香附子という薬草になる。

緑地公園の花壇
ヤナギバルイラソウ ハルシャギク コバノランタナ・・


ヒオウギ


アメリカフヨウ


タイタンビカスかな? 葉の切れ込みが深い。
アメリカフヨウとモミジアオイの交雑品種のようだ。


今年、ときどき目にするカシワバアジサイに似た花
ノリウツギの園芸品種 か? 葉の切れ込みはない。

鉄橋をくぐって曽我川を北へ。


曽我川左岸の堤防(まだ車は入れません)を北へ。
木陰1つない炎天下。変わったものは何もない・・
両側には主にクズ アレチウリが繁る。


コハクオナジマイマイ 在来種 クズの葉に多数。
殻が薄くて、軟体部の色が透けて黄色く見えている。
何年か前からいっぱい見ている。

もともとこの辺りに分布はなく、何かに付いてきたものが広がったらしい。
国内外来種(本来の分布域よりかけ離れた地域に人為的に運ばれた)

私は2019.7.28万葉文化館近くで初めて1匹見つけた。
その時は奈良県での初記録か?と言われたが、分布は拡大しているようだ。
明日香・橿原・御所などでも見た。


道の端に「殻」もたくさん落ちていた。(格子は1㎝角)
コハクオナジマイマイの寿命は1年らしい。


ヒルガオ 何カ所かに。


メハジキが数本


ずっと先に動物の姿。猫?犬?(これでも望遠での撮影)


少し近づいて望遠で撮影。こちらに気がついて立ち止まった。
そして、ゆっくりと草むらの中へ消えた。


タヌキ?と思うが、私はしっかり見たことがない。
調べてみた。
『鼻面が長い。耳は丸みのある三角で縁は黒い。
顔の黒い模様は左右つながっていない。
肩に黒い模様。 尾は地面につかない長さで模様ナシ。脚は黒い。』

すべて当てはまるのでタヌキさんに間違いないと思う。

今は車も工事車両以外通らず、たまにウォーキングの人が通るのみの堤防。
今日は1人ウォーキングの人に出会っただけ。
タヌキにしても、コハクオナジマイマイにしても天国の地なのかも。

曽根寺橋から曽我川右岸を南へ。


同じような堤防だが、竹薮のあるところもある。


途中で堤防を降りて、堤防下の道を歩く。


トキワススキ 花の時期は早く、穂はもう枯れていた。
在来種で、この堤防には多いが、あまり他の場所で見かけない。


サクラタデ 異形花性 見たのはみんな長花柱花だった。

堤防の道路が開通すると、周辺は整備され、動物や植物の様子も変わってしまうのだろうな。

ちょっとだけの散歩のつもりだったが、3時間ぐらいかかった。
暑かった。

コメント
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