みどりの野原

野原の便り

(11) マダガスカル11月24日⑦-1ベレンティ=フォールドーファン~チュレアール経由モロンダバへ

2009年01月10日 | Weblog
ベレンティロッジの朝
5時に起きた。


ロッジの周りにワオキツネザル(レムールキャット)の群れが来て
いた。(猫に似た声・雑食)
保護されているのを知っていて、安心して出て来るようだ。 
こんなに間近に見れるなんて驚き。餌付けはされていない。

早朝散歩 
1時間半ぐらい森を案内してもらって歩く。

この森は自然の森ではキツネザルが間近に見れるため、世界中の
研究者が訪れるそうだ。
この日もイギリスの若い研究者に逢った。

 
森の遊歩道にはアリ地獄がたくさんあった。
日本だと雨のかからない軒下などにあるが、ここでは道傍にある。

カバイロハッカ・アオバヅク・カンムリジカッコウ(地面にいた)・
クロヒヨドリ(クチバシはダイダイ色)・
Mオウチュウ(尾の先が割れているピューピー)・アフリカバンケン
(コッコッコッ)・ブッポウソウ・昨夜も見たメンフクロウ
など鳥がたくさん見れた。
ガイドのジョゼさんは鳥に詳しく、見つけるのも上手だ。

 
      シファカ(草食)         メンフクロウ

 
ガイドさんがナス科という黄色い花 ナス科というがノウゼン
カズラのような花だ。トゲのある変わった実

(動植物の写真は「(Ⅹ)マダガスカル11月23日⑥ベレンティ」に
もあり)

森のそばにははマンダレー川が流れている。
 
赤い崩れた岩の所をマンダレー川へ降りてみた   赤い岩  

ロッジに戻り 車でフォートドーファン空港に向けて出発
昨日と同じ88キロを走る。


9時ベレンティロッジ出発 荷物を軽々担ぐポーターさん

     
    サイザルアサの間の道      サイザルアサ花茎


ベレンティの森の展望台・・と言ってもそんなに高くはないが、
マンダリー川や遠くに今から超えるアヌシ山脈を見渡す。

  
 畑の中に1本ザーバオバブ       マンダレー川で一番長い橋
                        牛やヤギを連れた人も通る。

  
家 傾きかけた簡単な作りの家。台風で飛んでしまわないの?とガ
イドさんに聞いたら、サイクロンはあまり来ないので大丈夫という。

 
家は自分で建てる 20年は持つそうだ       学校

だんだん山に近づいてきた。

 
       来る時にも立ち寄ったトゲの森の木彫りの店
以前はトゲの森の木を伐採して生計を立てていたここに住む人た
ちが、今は日本政府の草の根無償事業の援助で有刺林の保護活動
をしている。自分たちの作った動物など木彫りの土産を作ること
で生活を支えている。

 
        黄色い花        ガイドさんはシクンシだという
                   車からは降りたがよく見れなかった

山の中にワオキツネザルの姿が見えた。これこそ自然の姿だ。

山を越えたあたりから熱帯雨林というが、木が少なく岩や赤土が
目立つ。前は森だったところだそうだ。
伐採によって裸になった山ということか。

タマリンドの葉をおでこに貼っている男性。暑さ避けとか。??

ピンクや黄色塗っている女の人も見かける。日焼け止めや美顔の
ためだとか。

 
   長距離バス   ブルーシートで囲われたバーのような店もあった    

   
 
        果物店に立ち寄って、ココナツジュースを飲んだ 
バナナ2000アリアリ・ココナツジュース1000アリアリ・
私たちの水3本とガイドさんたちのコーラ3本で7500アリアリ
(1000マダガスカルアリアリ=約55円)

途中で「何かマダガスカルの歌を聞きたい」という私たちの希望に
答えて、ガイドのジョゼさん・オリフェさんと運転手さんが歌を歌
ってくれた。いいメロディだった。マダガスカル国歌だという。     
   
3時間30分かかってフォールドーファン空港に着いた。 

 
     フォールドーファン空港    私の荷物 確かに積まれた

ここから エアマダガスカルでチュレアール経由モロンダバ空港に向かう。 
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