みどりの野原

野原の便り

5月7日 雨の朽木 ハンカチノキ満開 ヤマビル騒動

2018年05月07日 | Weblog

「朽木のハンカチノキ」のお誘いがあった。

降水確率はずっと高いまま。でもGO!ということになった。
「トンネルを抜けれはそこは青空(せめて曇り空)だった」とはならず・・・

車窓からはすでに田植えが終わった田んぼの景色。
タニウツギらしいピンクの花、林床にはシャガの大群落がところどころに見え、木に咲いた白い花も見えた。


お昼に立ち寄った、レストランの駐車場にさっそく数本のハンカチノキがお出迎え。
じゃじゃぶりの雨。

車中で雨具とヒル除け対策をする。

そして、くつきの森に到着。

以前は「朝日の森」と言われたところ。h16年初めて連れてきてもらって、初めてハンカチノキを見た。

入口付近には見事なフジの滝 ハンカチノキも1本あったが、早速ハンカチの木のある広場へと向かった。

 
わあ咲いてる!よかった。満開だった。
梢まで白いハンカチがびっしりとついて、見事! 独特の香りが漂っていた。
雨は少し手加減してくれてはいるが降り続いている。

最近はハンカチノキもあちこちで植えられ、身近に見られるようになってきたが、こんな大木は見たことがない。
いったい何mあるのだろうか? 4本並んで咲いて壮観だった。

 
ハンカチに見える白い2枚の苞 花は中心部にある。
雄しべらしいものがたくさん見え、柱頭の付いた雌しべも見える。
たくさんの雄しべと1個の雌しべなのか、花の集まりなのか? よくわからない。
果実は花柄に対してゆがんだ位置についているが、この時点で子房はすでに偏っている。
不思議な花だ。花が目立たない分、大きい苞が虫寄せをしているのかも。

ハンカチノキを堪能して、少し森の中を歩く。

 
     ヤブデマリ             トチノキの花

 
  サワオグルマ??          カマツカ

園内の落ち葉道を歩いていたが、ふと気が付いて各自ヒルチェック。

「ついてる」「私も」「私も」 
ヒル除けにショートストッキングを履いていたのに、その上に重ねていたソックスに1匹食いついていた。
それを取り、靴にも大小2匹。と、腕がチクリとしたように思い袖をまくると手に1匹食いついていた。
それを取った跡は少し赤くなっていたが、帰った今もかゆい。
いつもなら写真の1枚も撮ってやるのだが、傘にカメラに・・余裕はなかった。
それに、カメラの調子も悪い。

6人、ほぼ全員にヒルはついていた。こんなに多いとは・・
田んぼのヒルと違ってヤマビルだと思う。

ところで、昔は田植えに入ると足に必ずというほどヒル(チスイビルというらしい)が付いていた(のを見た)が、今でも田んぼにはヒルがいるのかなあ。
農薬の影響もあるだろうし、今は田植えも機械でやるので、ヒルは食糧難になって絶滅状態?? 

雨の中傘をさしてのハンカチノキのお花見だった。思わぬヒル騒動もあった。車の中にも1匹お土産が付いていたらしい。 

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2 コメント

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ダビディア (にゃあ)
2018-05-10 06:12:30
そんなに遠くに行かなくても奈良市中町の近畿大学農学部の校庭にもダビディアの花が毎年美しく咲いていますよ。因みに種も毎年稔っています。
そう云えば過日、渡辺教授の講演がここで有り、お嬢様ともお逢いしたっけ。多分ダビディアの木の横を通っていると思います。
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にゃあさま (みどりの野原)
2018-05-10 22:00:49
はいはい。知ってますよ。春・秋、講座(カバン持ち)で何年か通ったことがありますので。果実もたくさんなってました。毎年双子の果実もできてました。朽木のハンカチノキは一番最初に見た思い出の木なんです。
それにあんな大きい(樹高の高い)木はそうそうありません。でもヒルには参りました。
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