奄美大島の固有種で、水の滴る滝のそばなどで生育するそうです。もともと個体数が少ないうえに道路開発などで生育に適する場所が減ったため、絶滅の危機にさらされていると説明されていました。写真のようにアジサイとは思えない小さな蕾と花が咲いています。「Cardiandra amamiohshimemsis」、ユキノシタ科絶滅危惧種IB類(EN)と記されていました。写真は9月23日に撮影しました。
晩夏から初秋にかけて美しい紅紫色の花を咲かせます。毎年つくば実験植物園で見かけるのを楽しみにしている花です。5弁の丸みを帯びた花弁の花が低い草丈の緑の葉の上に咲きます。咲き始めはやや色が濃く徐々に薄くなってくるように思います。やや湿り気がある高原の草地などに自生しています。和名は浅間山山麓に多いことからつけられ屋者のようです。近年徐々に個体数が減少しており、準絶滅危惧(NT)に指定して保護されています。写真は9月23日に撮影しました。