つくば実験植物園の多目的温室で初めて見ました。九州~琉球諸島~台湾の海岸付近の日当たりの良い場所に匍匐するように生育すると記されていました。花は小さく青い色をしており、とても美しいです。花の形態が九州産と琉球産では変異があることから分類研究が行われているそうです。個体数が少なく絶滅危惧が心配されています。写真は2月1日に撮影しました。
つくば実験植物園で行われていた「寒葵展」で初めて見かけたカンアオイでした。説明によれば、九州南部の限られた場所にだけ生息が確認されているカンアオイで、「トイミサキカンアオイ」に似るが、花の構造などに相当の違いがあり、独立種と考えられているものだとか。極めて希少な植物です。写真は2月1日に撮影しました。