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学名「Astragalus sinicus」で、中国原産のマメ科ゲンゲ属の越年草です。花の名前の原点は、ハスの花に似ているからだという説があります。かつて化学肥料が少ない時代に、秋の米の収穫が終わった後の水田を活用してレンゲの種をまき、春に牛などの飼料として与えたり、窒素成分などの肥料とするために田植え前に鋤き込んでいた時代がありました。子供の頃、春の水田でレンゲソウの「花冠」を作って遊んだ想い出を持つ人も多いと思います。また、この花は蜜を多く含んでいるので、「レンゲ蜂蜜」としても有名ですね。レンゲの若芽は「おひたし」にしたり、「油いため」にして食用にしている人もいるようです。この花は岐阜県の「県花」だそうですね。花の開花時期は、関東地方では、4月中旬から五月の連休の頃です。花言葉は「心が和らぐ」、「苦しみを和らげる」などだそうです。そういえば、仏様の台座の蓮華の名前をもらっていますから、癒しの花かもしれませんね。