つくば実験植物園の高山植物展示区画で見かけました。岩手県早池峰山に分布することからの和名で、咲き始めたころの様子は、ヨーロッパアルプスで見られる「エーデルワイス」によく似ています。写真は5月24日に撮影しました。
つくば実験植物園で咲いていました。北海道から中部地方の高原などに分布しています。花は鮮やかな黄色で、朝咲いて夕方には萎む一日花です。植物の正式和名は、「禅庭花(ゼンテイカ)」で、栃木県日光地方に多く自生していることから、「日光黄菅」と呼ばれるようになっています。写真は5月24日に撮影しました。
つくば実験植物園の香りの植物展示区画で見つけた「ニオイアイリス」です。満開の時期を過ぎようとしていました。淡い青紫色の花で、花には匂いがないですが、根茎を乾燥させて2-3年間貯蔵し、成熟させてから蒸留することで、香料になる「イリスアブソリュート」が作られると説明されています。写真は5月24日に撮影しました。
つくば実験植物園の観察路脇で、「ナルコユリ(鳴子百合)」が開花していました。下向きに咲く白く細長い筒状の花の先端は緑色をしています。似た花に「アマドコロ」があります。違いを見るには、茎の形状と花の形状と言われます。写真は5月24日に撮影しました。
つくば実験植物園の砂礫地で「トビシマカンゾウ(飛島萱草)」が満開になっていました。酒田市沖の「飛島」で初めて知られたことからの和名とされます。ニッコウキスゲより大型で、海岸付近で育ち、一本の茎に数多くの花をつけます。鮮やかな橙黄色の花から元気をもらいます。写真は5月24日に撮影しました。
つくば実験植物園の観察路わきので淡い青色の綺麗な花が咲き始めていました。かつては、我が国のほぼ全域に分布していましたが、近年は個体数が激減しており、絶滅が危惧されています。写真は5月24日に撮影しました。
つくば実験植物園の高山植物展示区画で綺麗な撫子が咲いていました。北海道・中部地方以北の本州や千島・サハリン地域などに分布しています。高山帯などでは、7月頃開花しますが、つくば実験植物園では、5月下旬には開花します。草丈はカワラナデシコより低いですが、花の大きさはほぼ変わりません。写真は5月24日に撮影しました。
つくば実験植物園の「クレマチス展」で見かけたとても華やかなクレマチスでした。薄紅紫色大輪の花弁の外縁部分がやや濃い紅色になっています。「 フォンド・メモリーズ」と記されていました。写真は5月24日に撮影したものです。