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2008.9.12 寒天の切り方

寒天を切る時、まっすぐ切るのは、超難しいです。
寒天なんて、あんな柔らかいもの、切り易いでしょう?
どこが難しいの?…と思われる向きもおありかと思います。

何故難しいかと言いますと、透明なものを切っても、その
切り口が何処なのか、全く見えないからです。

だからと言って、当てずっぽうに切りますと、真四角な賽
の目にはならないので、ちょっと格好が悪いです。

それでYさんに、「寒天を切るコツある?」と聞きますと、
「物差を当ててずらしながら切ると良いよ。学校で習った
よ。」との事でした。
やはり、調理師学校は、すごいですね。
(え?皆さんは、先刻ご存知でしたか?)



(1)
そんな訳で、ちょっとイラストにしてみました。
みつ豆など、賽の目に切る時は、上の様に縦と横にずらし
ながら、尖った包丁の先で切って下さい。
(別にイラスト無しでも分りますか?余計なお世話?^^)



(2)
杏仁豆腐など、ダイヤ型に切る時のイメージ図です。
こんな風に、斜めにずらしながら切って下さい。
尖った包丁の先で切ると、綺麗に切れます。

もちろん、物差ではなくても、麺棒や板切れや缶の蓋など、
適当なものがあれば、利用して下さいね。

(※イラストは、チタン鍋で寒天を作った時のイメージ図です。)

杏仁豆腐やみつ豆を作る時は、チタン鍋で作った寒天を、その
ままペティナイフの先で切って、別にチタン鍋で作っておいた
蜜を廻しかけ、果物などを散らすとチタン鍋の中で簡単にみつ豆
などができます。

  ⬇️ 

(ご参考) 「2018.9.10  みつ豆を作りました。」

数年前、友人宅へおよばれした時、この方法で杏仁豆腐を作って
くれて、チタン鍋のまま食卓へ出してくれました。

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