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2013.01.19 七草の歌(七草囃子)

七草ばやし/七草なずな/ わらべうた

                 七草なずな 唐土(とうど)の鳥が

         日本の国へ 渡らぬ先に

           ストトントントン ストトントントン

(※ 歌詞は、地方によって、少しずつ違うそうです。)

 

このブログに「2013.01.17 七草粥など」で七草粥のことを載せましたところ、
Y.Y様から、「とても懐かしい。」「菜綱な七草 等との鳥が 日本の土地へ……
と口ずさみながらまな板の上で 細かく刻んでいた親を思い出しました。」という、
なんとも、胸がキュンとなるようなコメントを頂きました。

私の母は、娘を伝統を大切にする人に育てたいという気持ちが強かった様で、
七夕なども、私が幾つになっても、笹を買って来て、折り紙を用意し、さあ作り
なさい、さあ作りなさいと、こよりを縒って(見事なこよりを作れる人でした)
準備してくれる人でした。
(近所の幼児が居るお宅でも七夕など飾っていなかったのに、母はとても熱心で、
そんな母を見ていた私は、母の思いを継ぎたいと言う思いが強いです。
でもやり方は、殆ど私の自己流が多いです。例えばお正月などは私の演出です。
母は、織り姫と彦星の衣装を見事に折り紙で作っていましたが、そういう技術は
特に教えようとしませんでした。何か恥じらいのようなものがあったと思います。
料理もそうです。私の料理は自分で買った200冊の本から学びました。)

でも、そんな母から「七草の歌」は、ついぞ聞いたことがありませんでした。
この際、どうしても知りたく思い検索しますと、素敵なユーチューブを見付けました。
良かった!^0^ 

   <七草なずな 唐土の鳥が 日本の国へ 渡らぬ先に
       ストトントントン  ストトントントン       >

大陸から渡り鳥(唐土の鳥)による疫病が入ってこないことを願った歌だとか?

私が子供の頃、母から聞いていた七草粥の由来は、お正月料理(昔は地味で味を濃く
煮染めた保存食だったと思います)で栄養が偏り、青い野菜が不足して来る頃なので、
身体に優しいお粥と青菜で、胃を休める為に七草粥を食べるのだということでした。

でも、本来は、渡り鳥が飛来する前に身体に良い青菜をしっかりと摂って、疫病に
備えておきましょうということだったのでしょうか?面白いですね。

いずれにしても、この七草粥の素晴しい風習を大切にして行きたいと思いました。
そして、来年からは、絶対に、この歌を歌いながら青菜を刻みたいと思います。^0^

(Y.Y様 ありがとうございました。)

 

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