お付き合いする人をよく知ろうとする時、私はあるジャンルでその人が共感するものを、三つ聞くことにしています。
例えば好きな映画や音楽、あるいは本であったり、美味しいラーメンのベスト3なんて具合です。
一つなら“点”、二つなら“線”、三つなら“面”で、その人の“人となり”が、より分かることになるのかもしれません。
ですので、あることでその人のベスト3を聞いて、直ぐに答えの出せる人は、賞賛に値する人だと思っております。
先日、20年ぐらいお付き合いのある得意先の方と、飲む機会がありました。
私の一回り以上年下なんですが、飲むのは初めてだったのです。
引き出しがたくさんあり、話題が尽きませんでした。
話しの流れから愛読書ベスト3を聞いたのですが、物静かで遠慮深い方なので、直ぐには出ないだろうと、思っていたのです。
ところが、瞬時にベスト3を答えてくださり、その方の再評価をしてしまいました。
ちなみに、私の愛読書ベスト3は立花隆『文明の逆説』、山本周五郎『日本婦道記』、灰谷健次郎『兎の眼』でございます。
mixiの私のプロフィール紹介に、この3冊を書いてあるのですが、山本周五郎『日本婦道記』、灰谷健次郎『兎の眼』を書いたお陰で、同じファンと先週マイミクになりました。
私を理解して頂くには、この3冊を読んで下さると助かります・・・
そして、自分を紹介する上で、長らくこの3冊を充てていましたが、今年になり新たに2冊を、加えたくなったのです。
それが、以前ブログにも書いた福岡伸一の『できそこないの男たち』と、この梅田望夫著の『ウェブ進化論』です。
『ウェブ進化論』は、これからの理念のヒントになる、とても有益な本でした。
(『できそこないの男たち』は、私には哲学書です。)
私は人に結構本をプレゼントするのですが、この5冊はプレゼントのために、何冊も買いました。
特に『文明の逆説』は、文庫本で軽く100冊は超えている程で、この本を渡された人は、私が親しくなりたいと思われて結構です・・・
実は今日(25日)は、下のアマゾネスの誕生日でした。
先月、お土産でもらったコロンが嬉しかったので、誕生祝として『ウェブ進化論』を渡しました。
同じ業界だから、役に立つと思ったのです。
ところが娘の第一声は、「Macを買って欲しい!」でした。
我が家はWindowsなんです・・・
さすがは我が娘?
760円の本では喜ばないか~