高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

一人きりでも、美しくありたい・・・柴田トヨ『くじけないで』

2011年05月01日 03時01分32秒 | ●“私を支える”一言・本・音楽.etc・・・
悩むことが趣味なのか、クリエイティブな仕事をしている割りには、啓蒙書や哲学的な本は読んでる方だと思います。

これだけ読んでるのに、一向に悩みが減らないのは、夜な夜な遊び過ぎの、天罰なのかもしれません。

頭の髪が減るに反比例して、この手の本が増える一方です・・・


今日も雑誌でこの詩集を知り、直ぐに書店に買いに行ってしまいました。

作者は今年で100歳になる詩人ですが、詩を始めたのが90歳からで、その前向きな生き方と瑞々しい感性に、驚かされてしまいました。

世の中の事を勉強した人は沢山いますし、そう云う“啓蒙”のプロが書いた本は、巷に溢れております。

この本は啓蒙書ではありませんが、啓蒙のプロが書いた本より、心の潤滑油になりました。


作者は一人暮らしですが、誰にも会わない日でも、毎日化粧をするそうです。

その美しく生きようとする意志が、周りの人の心まで輝かせてくれるのかもしれません。

美しく生きるお手本のような、女性だと思います。



ダニエル・リカーリ『ふたりの天使(Concerto pour une voix)』
コメント
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