“事が起きれば自力が出る”

午後から、医療現場をデザインの積極的活用で、改善しようというデザインコンテスト、『メディカル・デザイン・アワード2010』の授賞式に行ってきました。


高島平での高齢化問題を踏まえた今までの活動を知った、この事務局の代表の方からのお誘いで、秋葉原の授賞式会場に行ってみたのです。

今回初めての試みで、会場には医療現場やインダストリアルデザイン関係数十人の参加だったのですが、来年以降のこのアワードの重要性を確信して帰ってきました。


人口に占める高齢者割合が増大し、国民医療費は年々増加してます。

医療費を少なくする上でも、病気にならないようにする、“未病”と云う概念が広まってきました。

私が高島平で取り組んでる、地域活動の根本にあるのは、若々しい気持ちを失わない、その先の“未老”と云う概念です。


事務局の代表の方も、そんな地域活動の有り方に共感して、今日の授賞式に呼んで下さいました。

構想自体は、数年前からあったそうですが、呼びかけに対して最初はほとんどの人が、耳を貸さなかったそうです。

私がこれから作る会社も、全く新しい概念の“デザイン”会社です。

ブレーンに医療現場から教育、保険、音楽、哲学関係の方まで、参加して頂いている位ですから・・・


本当は４年後を見据えて、新しいコトを考えていました。

しかし、今回の地震で仕事にかなりの影響が出て、どうせなら早目に挑戦してみることにしたんです。

やはり、人が敷いたレールの上を行くより、自分でレールを敷く場所まで考えて、“コト”に臨むことの方が断然楽しいです。


何もない荒野を拓いた、“道産子”の遺伝子なのでしょうか。

この歳になっても、“血”が異常に騒ぐんです。

例え地獄？が待っていても、後悔しないでしょう。


“事が起きれば自力が出る”

今日のブログタイトルは、今朝の朝日新聞のコラム『仕事力』に、書かれていた言葉です。

「システムが壊れたら、人間力しかない」とも書いてあります。


北海道の厳しい自然の中で育てば、人間の無力さなど誰にでも分ります。

今回の原発問題の対応を見ていて、如何に“事が起きれば自力が出ない”人の多いのが分ります。

さぞ、アタマの良い人が集まって、事に当たってるのでしょうが、机の上でしか物事を考えられない悲劇とも云えます。


大体、今のテストでは“人間力”が、測りようもないでしょうから・・・



松山千春　『大空と大地の中で』

あの頃の僕より、今のほうがずっと若いさ・・・『My Back Pages』

この歳になって、自分のやりたい事に突き進めると、毎日が子供の時のようにワクワクするものです。

頭も薄くなり、お腹も出ましたが、加齢臭を“華麗”臭と自分に言い聞かせ、明日も頑張ります・・・


ボブ・デュランの曲が、さらにいい曲になりました。

例え“ばかさ”と云われようとも、“若さ”を忘れずに物事に向き合いたいと思います・・・


真心ブラザーズ＋奥田民生 -『My Back Pages』

ありがとう、Ｎ助クン！

実の娘たち（通称？アマゾネス）からは、今年の「父の日」を、祝ってもらえないことになってます・・・

家族の反対を押し切って、会社に辞表を出したからなんですが、それは、自分なりに“勝算”があってのこと。

ですので、来年は「父の日」が、また復活すると思ってます。


そして、“捨てる神あれば…”の、例えではありませんが、今日もいい事があったので、地域活動の先輩方と某パブに寄ってみると、いきなりプレゼントを渡されたんです。

先日のボトル300本記念の副賞としての、「スーパー・ミリオンヘアー」だとばかり、てっきり思ってました。


ところが、中を開けてみてビックリ。

LACOSTEのストールが入ってたんです。

贈り主は誰かとＮ嬢に聞いてみると、私の３回り下で同じ巳年のＮ助からとのこと。


血のつながってない若者から、「父の日」にプレゼントを戴けるなんて、こんなに嬉しいことはありません。


これで、遺産？はアマゾネスたちにではなく、Ｎ助に渡すことにしました。

と、云ってもＣＤがほとんどなんですが・・・







やまがた すみこ - 『風に吹かれて行こう』

『愛するハーモニー 』 ザ・ニュー・シーカーズ

今さらかもしれませんが、自分のやりたい事に向き合うための、“コツ”を何か掴んだような気がします。

先週はこれからの準備に、“夢中”になっておりました。

これまでにいろいろと、種を蒔いていたこともあり、先週は毎日が恐ろしい位に、物事が上手く進んだのですが、その反動でしょうか、月曜は疲れきってしまいました・・・


上手くいってる時ほど、“油断”や“驕り”が出て足許をすくわれ易いもの。

今週はあまり調子に乗り過ぎないよう、一日おきに良い事があれば良い位に、考え直しております。

毎日が晴れの日と云うのが有り得ないように、雨だけの日がずっと続くことはありません。


毎日は“良い事”と“悪い事”の、ハーモニーで成り立ってると思うと、余計な気持ちの昂ぶりが無くなったのでしょうか、冷静に周りが見れてるような、気になっております。

世の先人たちは、もっと若い時に気付いているものなんでしょうが、この歳になって気付くのも悪くはありません。

こんなコトを気に留めておけば、これから、まだまだ違う事にチャレンジ出来そうです。


悟るにはまだ早過ぎますが、何事にも“ハーモニー”がある事を、忘れないようにしたいと思います・・・



『愛するハーモニー』 　ザ・ニュー・シーカーズ

街を汚すのは誰？

今、放射能が問題になっていて、場所によっては雨に注意をしなければいけない所もあります。

被災地周辺に住む方々には申し訳ありませんが、幸いにこの高島平は今のところ、雨の心配はいりません。

でも、放射能が人間が起こした“災い”だったように、人間の欲だとか功名心が原因で、街に住む人のココロが荒むことがあります。


街に落ちているゴミのように、目に見えるものは拾えば、街が汚れることはありません。

しかし、ココロに放射能を持ってるような人は、周りに害を及ぼすような危険を察知するのに、得てして時間がかかるものです。


私が高島平の活性活動に参加して、丸５年になります。

その間に、ココロに放射能を浴びてるような人に、今までに何人も会ってきました。

そんな人に接する度に、ココロのガイガーカウンターの感度がアップして、被害に合わずに未然に済んでおります。


この街の地域活動において、最近、不祥事をよく耳にします。

街の活性活動は、そんなココロの持ち主の一掃から、作業から始まるのかもしれません。

この曲を聴いて、“被曝”しそうになった体を、清めたいと思います。


無駄のない、余計な言葉を削ぎ落とした、shippgirlさんの訳詞に、ココロが本当に洗われます・・・



　『What have they done to the rain（雨を汚したのは誰？）』　歌：シーカーズ


　　　　Just a little rain falling all around　　　　　　　　　　　
　　　　（微かに雨が降ってる）
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　The grass lifts it’s head to the heavenly sound 　　
　　　　（草は天を仰ぎ　その響きを聞く）　
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　Just a little rain, just a little rain　　　　　　　　　　　
　　　　（囁かな雨　微かな雨）
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　What have they done to the rain？　　　　　　　　　　　
　　　　（あの人たちは　雨に何をしたの？）

　　　　Just a little boy standing in the rain　　　　　　　　　　
　　　　（雨の中　佇む男の子）

　　　　The gentle rain that falls for years　　　　　　　　　　
　　　　（そっと優しく雨は降り続けた）
　　　　　　　　　
　　　　And the grass is gone, the boy disappears　　　　　　
　　　　（草は枯れ　少年は消えてしまった）　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　And rain keeps falling like helpless tears　　　　　　　
　　　　（それでも雨は降る　涙を流しているみたいに）

　　　　And what have they done to the rain？　　　　　　　　
　　　　（あの人たちは　雨に何をしたの？）

　　　　Just a little breeze out of the sky　　　　　　　　　　　
　　　　（そよ風が吹いてくる）
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　The leaves nod their head as the breeze blows by　
　　　　（葉は天を仰ぎ　風に吹かれる）

　　　　Just a little breeze with some smoke in it's eye　　
　　　　（そよ風の瞳の中には　微かな煙）
　　　　
　　　　What have they done to the rain？　　　 　　　　　　　
　　　　（あの人たちは　雨に何をしたの？）

　　　　Just a little boy standing in the rain　　　　　　　　　　
　　　　（雨の中　佇む男の子）
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　The gentle rain that falls for years 　　　　　　　　　　
　　　　（そっと優しく雨は降り続けた）
　　　　　　　　　
　　　　And the grass is gone, the boy disappears 　　　　　
　　　　（草は枯れ　少年は消えてしまった）
　　　　　　　　
　　　　And rain keeps falling like helpless tears　　　　　　　
　　　　（それでも雨は降る　涙を流しているみたいに）

　　　　And what have they done to the rain？ 　　　　　　　
　　　　（あの人たちは　雨に何をしたの？）

　　　　What have they done to the rain？　　　　　　　　　　　
　　　　（あの人たちは　雨に何をしたの？）


The Seekers Judith Durham. 『 What Have They Done To The Rain』

私たちと一緒に歩みませんか？

母の送ってくれた、“念珠”のお陰かどうかは分りませんが、いい事がたくさんありました。

１つは来年の１月に設立を予定している合同会社のことです。

私を入れて20人の発起人を考えているのですが、今日、新たに３人の方から快くOKを頂き、出資金を出してもらうことになったのです。

これで13人の方々からOKを頂き、残りは７名です。

明日も２～３人の方に連絡する予定ですので、また、確定すると思います。


もう１つが、仕事が今日一度に３件きてしまいました・・・

今まで地震の影響が余りにも大きくて、この先どうなるのかと思ったのですが、完全に挽回できたと思います。

それも、仕事が足りなかった７月に丁度合うように、話が来たので嬉しい事この上ありません。


それから・・・

暫く飲みに行かないと、ココロに決めていたのですが、いい事があったので、軽く１杯＆軽く５曲？とい思い、某パブに。

そうしましたら、軽く３曲目でボトルを１本頂いてしまいました・・・
（通算303本目）


何だか私に“運気”が来ているようです。

違いました、私の仕事仲間にでした。


もし、私たちの仕事や地域活動に、賛同して頂ける方々がいらっしゃいましたら、仲間に加わりませんか？


The Beach Boys - 『Come Go With Me』

あなたを見てて、そう思う・・・

予想はしてましたが、これからの事でこの一週間気持ちが昂ぶりっぱなしで、今日は少し疲れが出ました・・・


本来ならば日曜の昨日に、疲れをとるべきなんでしょうが、雨が降らなかったので午前中は２時間程、「市場通り」のゴミ拾いをして、午後もこれから一緒に街の活性活動をする、プランナーの方と２時間以上たっぷり打ち合わせをしたんです。

その疲れもあってか、今日は仕事の谷間だったこともあり、夕方近くまで会社でまったりとしていました。

週の始めですが、小休止というところでしょうか。

結局は発起人の１人に考えている、別のプランナーに夕方会い、次の展開への動きを今日もしたんですけど・・・


人に会い、思いを伝えるが一番の活力源になると思っている私としては、人に会うのが多少ではありますが、億劫になるのは珍しいことかもしれません。

でも、別な活力源もあったのを書きます。

北海道にいる母なのですが、先週、これからのことが上手く行くようにと、手首にする“念珠”を送ってきてくれたんです。


やはり、母親は私の嫁や娘と違うものです。

反対を押し切って会社を辞めることもあって、家族はこれから考えていることに、全てが否定的ですが、母親は上手く行くよう祈ってくれるだけです。

ファッションのことを考えると、手首にするこの手の類には全否定の私ですが、母の私への思いを考えると無下にも出来ません。

山ノ神が娘の持っていた、ARROWSのアクセサリー入れの小袋を探してきてくれ、今日からそれに入れて、胸のポケットに忍ばせ会社に行ってます。


ネットでその念珠を調べてみると、そこそこ高額で、しかも、胡散臭い部分がかなりありました。

でも、母の私への思いに感謝し、これからの事が上手く行くよう、努力だけすることにします。

人の悪口を云わず、騙されることはあっても、人を騙すことは絶対ない母のためにも、私が努力することで、“あなた”の思いに報いたいと思います・・・



『無縁坂』グレープ

そろそろ 、“家庭もないし”と云う羽目にならないように・・・

これからの新しい仕事のために、お金が必要になると云うのに、お金が全然貯まりません・・・


飲むのを控えようと決意したのに、月曜から今日まで７日続けて飲んでしまいました。

某パブには７日で８回行ってしまいました・・・

次のやりたい事で、毎日良い展開が続いたとは言え、“人間失格”です・・・


おまけに、まだ一週間先なのに今日を『父の日』と勘違いして、「お父さんに贈り物はないの？」聞いてしまい、アマゾネスたちから大ブーイング・・・“父親失格”

そして、７日間に某パブに８回行き、ボトルを４本頂いてしまい、「お客さーん、キープしてるボトルが８本になり、“邪魔”なんですけど・・・（チッ！）」と、某経営者に言われてしまい、“お客失格”

　“明日からしばらく、絶対に飲みに行きませんので、どうかお許しを…”


と、ブログには書いておこう。



電気グルーヴ 『N.O.』

涙を乾かせてくれる人が、この街にはたくさんいます。

昨年の暮れに、私の尊敬する大東文化大学の白山先生のお誘いで、札幌で行われた３大学（酪農学園・大東文化・富山国際）の、交流会に参加させて頂きました。

その時のお礼も出来ないままに半年経ったのです、今日、その時以来久々にお会いすることができ、高島平の街を案内しながら、美味しいお酒が飲むことが出来たんです。

薄野の夜以来です。


高島平の街の活性について、個人的なアイデアを聞いて頂きながら、３軒の店を周りました。

あのパブとあのバーも含め、議論ありのカラオケ有りの、本当に楽しいお酒でした。

それに加えて、これから一緒に街の活動に取り組んでくれる、私の仲間も紹介することもでき、今までにない内容の濃い土曜になったんです。


大学というのはとても閉鎖性の高い社会です。

白山先生も仰っていますし、ある大学で研究室を主宰してる私の同級生も、そのことをこぼしてました。

その同級生も、バランスの高い白山先生とのような、地域社会の関係を羨ましがってました。


今まで身近でありながら、遠い関係だった地元の大学との距離が、とても縮まった土曜日のような気がします。




浜田省吾『もうひとつの土曜日』

こんな時こそ、冷静な夜を

自分で全ての責任を負っていくことの代償は、全てが自分の判断で出来ると云う事でもあります。

会社のオーナーに退社の旨を連絡し、決意が絶対変わらぬことを伝えた日から、物事が良い方にどんどん展開してます。

こんな時は調子に乗る、或いは分別があれば乗り過ぎても、良いのかもしれませんが、過去の反省から肩の力を抜くことも、大事だと思ってます。


明日は検診の日。

本当なら前日の夜は、お酒はまずいのでしょうが、“普段の自分”で臨むことに。

体の良い言い訳にしか、聞こえないでしょうが、真直ぐ家に帰るつもりが、２軒の店に寄って普段の私状態に戻しました。

何事も自分らしさって大事です。


お陰でいろいろなトコロが涼しいです・・・




『Cool Night』- PAUL DAVIS