「屈辱の日」の続きです。
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2013.05/07
「天皇メッセージ」のこと、「天皇制」という言葉の成り立ち、等について意外に知らない人が多いんじゃないかと思います。
なんて言って、「天皇メッセージ」については、私は「狼魔人日記」を読むまで、全く知らなかったんですが。
でも、沖縄の若い人は勿論、或る程度以上(70代後半辺りまで、かな?)の年齢の人々だって、知らない人や間違った解釈をしている人って多いんですよね。
・・・・・はい。言い訳をしているつもりではありませんけど、言い訳に聞こえるでしょうね。でも、恥を承知で書いて置きます。
もう一つ、最近気がついたこと。
これまでにも何回か書いて来たことなんですが、
「人は己の能力の範囲内でしか物事を理解することはできない」
、ということ。
これ、当事者とか、その場に居合わせた証人、なんて人にも、言えることなんですよね。集団自決のことや、天皇陛下の言葉のメモ、なんてのもそうです。
「当事者、証人が言っていることなんだから間違いない」
って?そりゃ違うだろう、と。
当事者の理解能力の範囲で理解したことしか喋れない筈です。どんな立派な人の言動だって、それを見て何かを得る人の理解能力次第で全く違った見方になる、ってことです。
「窓外で殺人事件があった。翌日の新聞を見たら、私の見た物とは全く違う物になっていた」
事実を伝えるのはこれほど難しい。でも、実は記事を書いた人の、そして証言をした人の、理解能力・把握能力の故、と考えたら納得できることです。
沖縄戦の集団自決の生き証人がいたとします。一人は役場の職員だった。もう一人は小学校に上がったばかりの子供だった。どちらの把握能力の方が高いでしょう。同じく、職員が社会主義思想の持ち主(勿論隠している)だったら?
誰もウソはついてないでしょう。
けど、その把握能力や理解能力には、レベル的にも、質的にも随分な差異がある筈です。
だから、「天皇メッセージ」は見方によれば、国民を思う「天皇親政」そのものにもなるし、「天皇は沖縄を見殺しにした憎むべき存在」にもなってしまいます。
(勿論、ちゃんと冷静に考えれば、「後者だ!」という人は「頭、おかしくね?」、にしかならないんですが)
お喋りが過ぎました。以下部分転載です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆
今朝の沖縄タイムスも、「4・28屈辱の日」の関連記事はほとんど見当たらず、どうやら「屈辱の日」キャンペーンは消化不良のまま終わったようだ。
一ヶ月にも及ぶ夥しい数の発狂記事の中で筆者は一つのキーワードを見付けた。
「天皇メッセージ」のことだ。
これまで沖縄2紙が報じる沖縄戦を報じる場合には、沖縄を「捨石にした」「人質にした」「犠牲にした」など日本に対する恨みつらみがそのバックボーンに横たわっている。
ところが日本への憎悪を掻き立てる究極のキーワードが「天皇メッセージ」なのである。
(略)
なんて言って、「天皇メッセージ」については、私は「狼魔人日記」を読むまで、全く知らなかったんですが。
でも、沖縄の若い人は勿論、或る程度以上(70代後半辺りまで、かな?)の年齢の人々だって、知らない人や間違った解釈をしている人って多いんですよね。
・・・・・はい。言い訳をしているつもりではありませんけど、言い訳に聞こえるでしょうね。でも、恥を承知で書いて置きます。
もう一つ、最近気がついたこと。
これまでにも何回か書いて来たことなんですが、
「人は己の能力の範囲内でしか物事を理解することはできない」
、ということ。
これ、当事者とか、その場に居合わせた証人、なんて人にも、言えることなんですよね。集団自決のことや、天皇陛下の言葉のメモ、なんてのもそうです。
「当事者、証人が言っていることなんだから間違いない」
って?そりゃ違うだろう、と。
当事者の理解能力の範囲で理解したことしか喋れない筈です。どんな立派な人の言動だって、それを見て何かを得る人の理解能力次第で全く違った見方になる、ってことです。
「窓外で殺人事件があった。翌日の新聞を見たら、私の見た物とは全く違う物になっていた」
事実を伝えるのはこれほど難しい。でも、実は記事を書いた人の、そして証言をした人の、理解能力・把握能力の故、と考えたら納得できることです。
沖縄戦の集団自決の生き証人がいたとします。一人は役場の職員だった。もう一人は小学校に上がったばかりの子供だった。どちらの把握能力の方が高いでしょう。同じく、職員が社会主義思想の持ち主(勿論隠している)だったら?
誰もウソはついてないでしょう。
けど、その把握能力や理解能力には、レベル的にも、質的にも随分な差異がある筈です。
だから、「天皇メッセージ」は見方によれば、国民を思う「天皇親政」そのものにもなるし、「天皇は沖縄を見殺しにした憎むべき存在」にもなってしまいます。
(勿論、ちゃんと冷静に考えれば、「後者だ!」という人は「頭、おかしくね?」、にしかならないんですが)
お喋りが過ぎました。以下部分転載です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆
今朝の沖縄タイムスも、「4・28屈辱の日」の関連記事はほとんど見当たらず、どうやら「屈辱の日」キャンペーンは消化不良のまま終わったようだ。
一ヶ月にも及ぶ夥しい数の発狂記事の中で筆者は一つのキーワードを見付けた。
「天皇メッセージ」のことだ。
これまで沖縄2紙が報じる沖縄戦を報じる場合には、沖縄を「捨石にした」「人質にした」「犠牲にした」など日本に対する恨みつらみがそのバックボーンに横たわっている。
ところが日本への憎悪を掻き立てる究極のキーワードが「天皇メッセージ」なのである。
(略)
結局彼らは、こう言いたいのだろう。
「昭和天皇が命乞いのため沖縄を米国に売り渡した」と。
そして天皇断罪の結果行き着くところは。
「天皇制打倒」である。
「天皇制」なるものはわが国には存在せず、明治憲法の下でも「君臨すれども統治せず」のイギリスを手本にした立憲君主制であり、わが国には「天皇制」なる文言さえ存在しなかった。
ところが1932年、コミュンテルンの発したヨーロッパの絶対君主制を打倒せよという「32年テーゼ」を日本共産党が「君主制」の意味も深く考えず「天皇制」に翻訳したのがそもそもの始まりである。
わが国のきわめて穏健な立憲君主制を「天皇制」と翻訳することにより、ヨーロッパの苛烈な「君主制」とイメージを重ね合わせたと言う意味では、「天皇制」という日本共産党の造語は成功したと言うことができる。
(以下略)
~昭和天皇を憎悪する三上アナ、QAB「4.28と沖縄」で~
狼魔人日記より
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「昭和天皇が命乞いのため沖縄を米国に売り渡した」
命乞いのためなら、日本全部の方が効果的でしょう。
何で「沖縄だけ」、なんて?この期に及んで。
命乞いをするなら、「全責任は私にあるのだから」、なんて言わないでしょう。
だったら、そんな天皇は十数回もマッカーサーを訪ねて、一体何を頼んだのでしょう。
「昭和天皇が命乞いのため沖縄を米国に売り渡した」と。
そして天皇断罪の結果行き着くところは。
「天皇制打倒」である。
「天皇制」なるものはわが国には存在せず、明治憲法の下でも「君臨すれども統治せず」のイギリスを手本にした立憲君主制であり、わが国には「天皇制」なる文言さえ存在しなかった。
ところが1932年、コミュンテルンの発したヨーロッパの絶対君主制を打倒せよという「32年テーゼ」を日本共産党が「君主制」の意味も深く考えず「天皇制」に翻訳したのがそもそもの始まりである。
わが国のきわめて穏健な立憲君主制を「天皇制」と翻訳することにより、ヨーロッパの苛烈な「君主制」とイメージを重ね合わせたと言う意味では、「天皇制」という日本共産党の造語は成功したと言うことができる。
(以下略)
~昭和天皇を憎悪する三上アナ、QAB「4.28と沖縄」で~
狼魔人日記より
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「昭和天皇が命乞いのため沖縄を米国に売り渡した」
命乞いのためなら、日本全部の方が効果的でしょう。
何で「沖縄だけ」、なんて?この期に及んで。
命乞いをするなら、「全責任は私にあるのだから」、なんて言わないでしょう。
だったら、そんな天皇は十数回もマッカーサーを訪ねて、一体何を頼んだのでしょう。