先日、「カクヨム」で連載されていた「スーパーカブ8」の連載が終了した。
9月から始まって、初めは十日に一回、月に二、三回程度の連載だったのが、11月に入るとほぼ毎日の連載になり、もしかして?と思った翌日、「さよなら」という小題。「え?」と思ったら、やっぱり。
いつも通り3ヶ月で一巻分終了、と言うことなんだろうけど、いつもの通り、喪失感がすごい。
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ツーリング!
~~~二十年買い替えてなかったカブ用のヘルメット。シールド。SRのサイドバー。カブとSRのバルブクリアランス調整費。SRの任意保険。地方税。・・・ということで、今月は間違いなく赤字だ。
「まあ、しょうがない。全部自分のためのことなんだから」
、と理屈で抑え込む(努力をする)。
しかし、金がない、と言ったって500円くらいは何とかなる。500円もあればカブのガソリン代くらいは出る。150キロ以上走れる。
酒代はともかく、酒の肴は自分で作れば良い。・・・ということは?
ツーリングだ!
~~六甲ドライブウェイから鶴甲(つるかぶと)を通ってハーバーランドに回り、「BE KOBE」のモニュメント(?)のそばで昼食。
あとは先日の書店に行って、「スーパーカブ」の挿画を描いた博(ひろ)という人のマンガ「明日(あけび)ちゃんのセーラー服」というのを試し読み。
あの小説には根本的に合わない絵のように思うが、反対にこれほど似合う絵もないのかも、と思ったりもする。
挿画がなければ、武骨で不愛想な(名前からして『小熊』だし)、こじらせ親父のようになっていくのだが、見てくれというのは大事だ、この絵のおかげで女の子だったことを思い出す。不愛想な熊の子みたいな女の子と、可愛らしさだけで成っているような、博の描く女の子が融合する。途端に今度は、逆に健気と言ってもいいようなひたむきな生き方が見えてきて、読んでいるこちらの方が元気になってくる。
今更ながらに挿画というものは重要なんだなと思わされる。
これだけで、帰って来た。
ツーリングと言えばそれなりの距離を走って良い景色を見て美味しい食べ物を食べて、だった。
そこそこ走らなければ消化不良というか、何だか物足りないという気持ちが残るようで、つい日が傾くまで目いっぱい走って、だったのだが、今頃になってやっと、前に書いた「心地良く走る」ということを思うようになった。
(以下略)
2018年09月24日の日記