資源ゴミを捨てに行って、帰りに米と麦を買う。
夕方から雨らしいからそれまでに行けばよい。
そういう予定で、午前一時半頃、寝た。
酒を飲んだわけではなかったがよく眠って、今朝は9時頃になってやっと目が覚めた。昨日帰ってからの転寝程度では間に合わなかったということだろう。
今日はカブで出るつもりだった。外を見る。
まあ、工事の車がガレージの前を塞いでしまう、ということはもうないだろう、と思いながらカーテンを開けたのだが、そのまさかが現実になっていた。
いやいや、二階の窓から見てそう見えるだけで、いくら何でもそれはないだろう。でも、撥ね上げ式のシャッターだから、端が少しでも掛かるようなら開けられない。言えば動かしてくれるだろうけど、そこまでして買い物に出ることもない。
というより、出る気自体が失せた。
昨日一日、外に出ていたんだから今日は休息日にしてもいいじゃないか、と気持ちを切り替え、日記を付けようとしたのだが、今日は久し振りに地面の震動がある。
重機も来ているし小型のパワーショベル(ユンボ?)も来ている。
大型トラックが二台、道の半ばを塞いでいる。
そこでやっと、今日はこの新築二軒のための上下水道工事をする、との連絡の紙が届いていたことを思い出した。
探し出して改めて見ると、工期は二日。ということは明日も、だ。
「でも、資源ゴミを捨てに行く時間くらいは取れるな」
と思っているうちに夕暮れになった。
「秋の日は釣瓶落とし」なんてものじゃない、見る見るうちに薄暗くなる。
それもそのはず、何しろ冬至まであと一週間足らずだ。