CubとSRと

ただの日記

得てしてこういう時は

2022年05月23日 | 日々の暮らし
 先日来、カブのフロント周辺から妙な音が聞こえる。
 振動音?エンジン音?機械音?以前のような、カチカチというタペット音ではないし、フロントキャリアの留めネジが緩んだビーっというような音でもない。
 もっと低いバリバリというような音。

 不快感はないが、不快感がないからと好意的に(?)放って置くとろくなことにならない。このくらいならまあいいか、と放って置いたら犯罪の温床になったニューヨークの地下鉄の例もある。
 SRのガソリンタンクの切り替えコック辺りから、何かの拍子にガソリンが滲むような感じがあった。店でそれを言って「いつもというわけじゃないけど。もうちょっと様子を見ますかね」と続けたら、悪くなることはあっても良くなることはないから、部品を交換した方が良い、との返事。
 成程、こちらは何となく生き物のようなつもりで接しているけど、機械が自助努力をして不具合を修復するまでには至ってない。また、そうなったらそれはもう機械ではない。何だっけ、車が変身する映画、あれは自身、生命体だと言ってたと思うけど。
 
 とにかく、感覚が鈍いせいか、不具合からの音なのかそれともどうでもいい音なのか、判別ができない。
 何よりもの問題は、乗っている時だけそんな疑問が湧いてきて、降りてしまえば数分も経たないうちにそんなことはすっかり忘れてしまうということ。

 今日はそれで、乗っている時に「もしかしてこれ、前かごに入れているドライバーと前かごの干渉音か?」「いや、前かごの買い物袋の下に置きっ放しにしているチェーンロックと買い物袋の干渉音?」と思いつく。
 
 帰ってから確かめることにした。
 と言っても走っていなきゃ分からない音なのだから、まずはチェーンロックを買い物袋の下から買い物袋の中に移動させよう。前かごと直接当たるようにしなければ音は起きないかもしれない。
 そうは言っても、「確認のためにもう一度走ってみる。駄目だった」、では無駄骨になるかも。だからその前に先回りしてフロントキャリアーの留めネジの増し締めをしておこう。

 これがめんどくさい作業だった。フロントキャリアの留めネジを締めようと思ったら、まず前かごを外さなきゃならない。外すのにネジを四つ外さなければならない。緩衝材や座金、留め板を紛失しないように。・・・う~っ、めんどくさい。
 外してチェック。結局緩んでいる部分はなかった。
 また四苦八苦してカゴを取り付ける。

 ・・・・・空振り。
 でも、空振りでよかった、と考えるべきなのかもしれない。

コメント
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