12月5日(月)
起き掛け、血圧が170を超えていて、続けて何度測っても150前後。一体どうなることか。
下手をすると検査が延期になるかもと思ったが、そんな心配の前にまず嘔吐することなく下剤1,8リットルを飲み切ること。全てはそれから。
8時前から飲み始め、3分の2近く飲んだあたりから下痢が始まる。
今回は吐くことなく飲み終え、11時頃には下すのも大体収まった。
12時半頃、出発。到着は1時。
検査開始は1時半からだったが、準備もあるのでいくらも待たずに検査用の穴の開いた紙パンツに穿き替え、Tシャツの上に手術時に着る上衣を着て検査室に連行される。
と言っても、こちらは手術台の上に載せられたままの移動。
「お願いします」と言われ、「お願いします」と応えたところまでは覚えている。
その次は目が覚めてから。手術中の記憶は見事と言っていいほど「全く」ない。
何でも4箇所切除したそうで、それなりの大きさがあったような。
七年前には「残り二つ」ということだったのだから、今回は少なくとも別のものが二つ以上増えていた、ということか。
少し腫れたような形をしていたり、平坦な場で少し色が違っていたり、と以前の、いぼみたいなおどけた形ではないことがちょっと嫌だったが、特にどうこうといった話はなかった。
病理検査の結果は二週間後という説明書を読んでいて、それなら19日だなと思っていたら、年明けの七日以降ならいつ来てもらっても構わない、と。
理由は単純に「年末だから」。
大変な状態なら「今すぐ!」となるのが病院だろうとテレビの病院ドラマ(?)を見て思っていたから、「年明けの七日以降ならいつでも」なんて言われると、まあ「一分一秒を争うような状態ではない」、と取って良いんだよね?きっと。
帰り掛け、朝から何も食べてないので新鉄のビル内で弁当を買った。
「鶏の三色弁当」と「牛肉の時雨煮弁当」。
どちらもえらく安かったので「ここまで値段を抑えるとは!イオン恐るべし」と感心しながら買った。
帰ってレンジで温め、食べ始めて驚いた。何んとなしに思っていたご飯の量が、想像の半分の薄さしかなかった!
「御飯が詰めてある」のが弁当だけど、この弁当は「ご飯が敷いてある」。
これじゃまるで弁当の底を「ご飯でコーティングしている」みたいだ。
改めて「イオン恐るべし」。
ま、内視鏡検査が終わったからと言って、今日から一週間は祝杯を挙げることもできないんだから、これでいいのかな?