CubとSRと

ただの日記

本物の左翼政党はあるのか?

2023年10月06日 | 心の持ち様
 昔の大日本愛国党、なんてのは正真正銘の「左翼」だったのかも。

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 「右翼と左翼」

 「右翼」と「左翼」。
 聞いたところによると、議場の右側を「右翼」、左側を「左翼」と言うんだそうですね。

 議長から見て、右側、右翼席は、国政の「伝統」を守るべき、と言う主張の議員が集まり、左側、左翼席には国の発展のためなら少々のリスクは覚悟の上で(多少の流血、怪我)、改革を進めるべき、という議員が集まったんだそうです。

 まあ、議論をする上で、この対立する考えの者が、ごちゃ混ぜの混浴状態で議場にいたら、蜂の巣をつついたみたいになって、収集がつかなくなって大変だろうし、議論をするのも、ややこしくてしょうがない。
で、自然にこうなっていったんではないか、とは思います。

 問題は、これ、両方(両翼)とも「国のために良かれ」と思って討論をしているのだ、ということです。
 一方は「伝統を、しっかりと守ることが、結局は国を発展させるのだ」と言い、もう一方は「国を発展させるためには、少々の犠牲は覚悟しようじゃないか」と言っています。

 つまり、喧嘩、流血の惨事を引き起こす場合にも、そこには必ず「我が国を心底から大事に思っている」という共通の熱い心がある、ということです。

 「今の日本に左翼はいない。左翼の仮面をかぶった、似非左翼しかいない」という意見も聞いたことがあります。なるほど、そうだな、と思います。

 「左翼」と目されている、彼ら「似非(えせ)左翼」は言います。
 「今の日本は正しい発展をしていない。歴史を振り返り、まずは迷惑を掛けたことを許して貰えるまであやまる。その上で、近隣の国々と手を取り合って、共に発展することをめざすべきだ。」

 正しいことを言っていますね、確かに。
 けど、「ちょっと待てよ」、なのです。どこが「似非」なのか。
 つい、目先の言葉に惑わされてしまいます。ほとんど詐欺の手口です。

 「この国を大事に思うからこそ」
という一言が、彼ら似非左翼の主張の底流にはないのです。本当の左翼は「国を愛する」人の筈です。

 だから「似非左翼」の別名は、「売国者」「売国奴」、或いは「亡国を目論む者」。


 平成25年は、伊勢神宮の式年遷宮の年です。御正殿から全ての調度品に至るまで、全て、全く同じ物が作られ、交替されます。20年に一度、です。
 お気づきの通り、神殿と言い、調度品と言い、20年で駄目になるものはほとんどありません。それを、敢えて全く同じ物を作る。
 初めは、弟子だった者が20年後、中堅の職人になる。更に20年後、一流を成す親方になる。
 常に変えることによって、不変を貫く。逆に、守りぬくことで、発展し続ける。共通するのは「それ」を大事に思うこと、です。「似非」にはその「誠心」が、ない。

 今の日本の政治に「それ」が、「国を大事に思う」があるか。
 言い間違い、読み間違いどころではない。一国の総理が「伊勢神社」とはなんたることか。 

                 2010.01/05 (Tue) 

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 この日記を書いた時の総理は鳩山由紀夫氏。
 本来ならばただ「神宮」。この場合は神宮の「内宮(ないくう)」と称すべきところ。だから、これは言い間違いでも何でもない。
 ただ「知らなかった」か「故意」にか、のどちらかです。
 知らなかったのならそれこそ我が国の総理としては恥ずべきこと。
 けれど故意に、だったとしたら・・・。
 しかし、メディアがこれを話題にすることはなかったと思います。

コメント
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