10月9日(月)
今日は体育の日。
勿論、本来は晴れの「特異日」として東京オリンピック開会式に選ばれた10月10日、これが後に「体育の日」と制定された。
それが例の「ハッピーマンデー」の考えから、毎年10月10日に一番近い月曜日とされた。だから毎年日が変わる。ややこしい。
これは建国記念日を計算の結果2月10日としたのとは逆に、「まずは記録、統計」ありき、(開会式が雨、じゃ具合が悪いから、晴れになる可能性の高い日を探し出して決めよう)で決められたものだから、「ハッピーマンデー」というのは本当に「円周率は『約』3」に近い大雑把な発想と言えるか。
そんなことに関係なく、昨日は早朝散歩も休み、数年ぶりに二日続けて酒を飲み、午後は雨となったので外出もせず、で一日が過ぎた。
今日は朝から雨。散歩は、なし。
少し目が回る感じが昨晩からあって、今朝もそれが残っていた。睡眠不足からそうなることがある。11時には寝たのだが。
結局、今日も昨日と同じく、パジャマのままで一日過ごしてしまった。
そんなだから当然外出もしてない。
午前3時前か、変な夢を見た。
夢の中で富士山、というより浅間神社の奥宮へ参ろうとしている。
特に登山をするような恰好はしていない。ただ奥宮参拝だけを考えている。
山登りに行くのではなく参拝に行くのだから、登山のような服装は必要ないじゃないか。そう思っている。
実際、目の前の奥宮へつながる道には、神社の拝殿から本殿に懸かる階段と同じような、それも吉備津神社の回廊のような長大な階段がまっすぐ上方へ続いている。吉備津神社と違うのは回廊ではなくちゃんとした壁があるということ。
標高でさえ三千八百メートル近くあるのだから階段の先は小さく霞んで、全く見えない。
その階段に、あろうことか(奥宮のある方に)背を向けて座っている。
そして、どうなっているのだろうか、階段はエスカレーターのように上り方向に動いていて、休憩しているみたいに腰を掛けているだけなのに身体はどんどん富士山の斜面を登っていく。
「こんなに急に登ったらエスカレーターと雖も空気が薄くなって高山病にかかるかも」と思いながら進行方向を振り返ってみると、あと数百メートルの階段の先に奥宮の神扉が見えた。
「これはいけない。こんな楽をして参拝をしてはいけない。」
そう思った辺りで目が覚めた。
何だったんだろう、一体。