9月29日(金)
9月。区分上は秋ながら現実には長い長い晩夏の終盤。
朝夕にやっと「気のせい?」と思うくらい僅かに涼しい風が頬を撫で始める頃。
その9月も余すところあと二日三日ともなれば様子も明らかに変わってくる。
しかし最近の秋はすっかり様変わりをしてしまって、10月になっても「10月」という言葉の響きにのみ秋を感じるようになった観無きにしも非ず。
まあ、この数日朝晩は確かに秋めいて来た。
うるさいほどの蝉の鳴き声も今年は9月も半ば過ぎた頃からあまり聞こえてこなくなったような気がする。入れ替わりのように虫の音が聞こえ始めたが、考えてみればひそやかな秋の虫の音は、ただ喧しい蝉の声にかき消されていただけだったのかも。サイレントマジョリティーだったりして。
とにかく辺りは随分静かになってきた。
5時5分、散歩に出発。5時40分、帰宅。
昨晩、寝る前に下顎右側の前歯の一本に、虫歯のような痛みが走る。
虫歯は全部直してもらっているから、もし虫歯だったら昔治療してもらった歯、ということになるが、この数週間、肩凝りが時々出てくるので、それ(肩凝り)による遣い痛みかもしれない。
それにしてもこれが明日も続くようなら緊急に手当てをしてもらわなければ。
というわけで朝、歯科医院に電話を入れた。「2時から4時の間、待ってもらったら」、と言われたが2時間も待つのは、と思い、更に「翌日10時半なら空いています」と言われ、その時間を予約する。
電話を切って。寝起きは痛かったのに数時間たったら痛みは消えていた。
そうなると「もう少し様子を見ようか」と思い始める。取り消しの電話を入れようか?
昼前に昼寝をする。目が覚めたらまた痛くなっている。
「やっぱり予約しておいて良かったかな」と思いながらも、またもや痛みがなくなると「どうしようかな」と思い始める。
夕方、電話が3回続けて掛かってきた。
「還付金詐欺防止のために」と推薦されている通り、留守電にしているのですぐ切れるのだが、3回目は録音が始まったので慌てて出た。(前の2回も歯科医院からだったのかもしれない。)
「今からでも良ければ」という電話だった。5時半頃、だ。辺りは薄暗くなっている。夜の運転は怖い。明日にします、と応える。
今は痛くないから。
それに今夜はMステの3時間スペシャルがあるから。
AG(atarashii gakko!)が踊り狂うのを見なきゃならない。