CubとSRと

ただの日記

「このままではいけない。それは分かっている」

2023年10月09日 | 心の持ち様
 十三年も前の日記です。
 
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           2010.01/09 (Sat)
  今、
 「このままではいけない。このままでは国が滅びる(或いは乗っ取られてしまう)、何とかしなければ。せめて周りの一人からでも覚醒させなければ」
という若い人たちが増えてきました。
 本当に頼もしいことだ、と思います。

 ただ、ちょっと気になることがあります。
 小さい時、
 「みんな仲良くしましょうね。ケンカは良くないよね」
と教えられ、少し大きくなって
 「戦争は国と国とのケンカだよね。」
と教えられ、少し知恵がついて
 「戦争は良くない。それなのに、どうして大人は他の国と仲良くできないで戦争するの?」
といった展開になった時、どんな答えを聞きましたか?

 「そうだね。みんなは戦争は良くないって知ってるんだから、大人になったら、戦争のない世界をつくろうね」
 「はあ~い」
ってな経験、記憶がありませんか。

 間違っちゃいません。間違ってはないけど、肝腎な「~だから、戦争は良くない」という説明がない。そして、「大人はわかっていて何故、戦争をするのか」という説明もない。つまり、論理が抜け落ちている。仏はつくったけれど、魂は、、、です。

 今、
 「このままではいけない。国を守るために、必要とあらば戦争も辞さない」
という若い人が増えてきました。その熱意は、間違いなく国を愛する形のひとつだと思います。

 ただ、気になるのです。上の話と同じく、途中が抜け落ちてないか、思考停止に陥ってないか。

 この頃、よく耳にする若い人々の、
 「元気をもらった」「勇気をありがとう」みたいな言い方。
 元気は自分の内から出てくるもの、勇気も内から湧いてくるもの。

 「この国を守る」というのも、心底を見れば、理由付けなどせずとも心の中から湧き起ってくる感情です。ネットの情報は本当に貴重だけれど、同時に五感で神威に感応し、気を振るう(奮う)ことも同じく、今、必要なことではと思います。
コメント
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