CubとSRと

ただの日記

良し悪し

2021年12月26日 | 日々の暮らし
 12月21日(火)

 今日、火曜日は静かだ。
 ・・・と思っていたら、9時過ぎてから人の気配がして、結局3時半過ぎまで何かをガンガン叩く音や器材を運ぶガチャガチャという金属音が響いていた。
 
 まあ、出なくて良かったのだろうかな、と思いながら静かになった外を見ると、工事の足場が完全に取り払われていた。あの音は足場の解体時の音だったわけか。

 で、家の全容が明らかになった。
 マジックミラーのような硝子窓で、建物内から外は見えるけど外から中を窺うことは出来ない奴らしい。
 住んでいる側からすれば安心だろうけど、外側から家全体を見る方にしてみればあんまり感じの良いものではないな、と思う。レースのカーテンかなんかで家の中が見えないようにするのとは違う、「全面拒絶」だから。ほんと、「マジックミラー号」みたいで。却って好奇心を刺激され過ぎる。
 まあ、ちょっと覗いてみたいというスケベ心を持つ方がいけないんだけど。

 勿論、「マジックミラー号」に乗ったことも実際に停めてあるのを見たこともないんだけど。当たり前、か。

 どちらにしても入居者があれば、今後、基本こちら側は窓は開けられない、と言うことになる。何故って、窓開けたって隣の家の壁と、(マジックミラー)窓しか見えないわけだから。
 窓を開けて眼前に迫る隣の家の壁とマジックミラー窓を見て
 「あ~、良い景色だ。今日も晴天!」
 なんて、相当、「変」。
 「窓を開ける」=「覗き」とまではいかずとも、「窓を開ける」≒「覗き」と思われることになる。あ~、やだやだ。

 しかし良い点もある。
 前に在った家よりも敷地が数十センチ低くなったとはいえ、今度の家は境界ギリギリの総二階。玄関周りの薄暗さはこれまで以上になったものの、二階の壁・窓とはこちらが引っ込んでいる分、それなりの距離があって夏場の朝方の強い日差しを彼らが完全に遮ってくれることになる。
 案外これから過ごしやすくなるのかもしれない。



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半紙を買いに行く

2021年12月25日 | 日々の暮らし
 12月21日(火)

 月曜は朝からゴロゴロしていた‥‥というわけでもないんだけど。
 ゴミ当番は終わったし、当番でない時は「当番じゃないから」と確信していて、だから目が覚めてもテキパキと行動することはない。
 いや、当番関係なしにいつもモタモタしてるけど。

 昼過ぎて、特に出る用事はないし、あるとしても酒の肴を作る材料買い出しくらい。無理して買いに行かなくともあり合わせのもので三品くらいは作れるだろう。
 まあ、あり合わせのもので作るとなるとレパートリーは大したことないから、大体何ができるか初めから分かっている。新鮮味がない。

 「出る用事を作って車かバイクに乗る」VS「ゴロゴロして過ごし、代わり映えのしない肴を作る」の戦い。
 後者が優勢だったが「半紙があと80枚ほどだけど、年明けまであるだろうか」という新たな問題が急浮上。
 一日十枚前後しか使わないけど。微妙なところだ。

 年明け早々に出歩くのは余り気乗りがしない。そこら中に注連縄や正月飾り、それに類するものが一杯あって目出たい気分に溢れている。
 そこに何だかおめでたいだけの奴が紛れ込むのは、どうもゾッとしない。

 なくなるまでの計算ができないけど、傷むものでもなし、買っておくか。
 ただ、今日はガレージ近くにトラックが停められている。きっと出るのに一苦労だ。

 案ずるより産むがやすし。トラックはガレージから軽自動車一台分、離れて停められていた。それでも、以前にコペンをバックさせてカブにぶつけ、転倒させた大失敗を繰り返さぬよう、カブは向かいの家の駐車スペースまで移動させ、車を出す。
 書道用品店に行って一番安い半紙を買う。

 続けて珈琲店に行ったのが2時半くらいだったか、期待を裏切ってまたもやベンツが店の前に。例の「姦し」くない女性三人組だ。
 店のドアを開けると、前回にも増して店内は一杯でカウンター席に空席が二つあるだけで、テーブル席も満員。
 カウンター席に荷物を抱えて小さくなって着席、という手もあったけれど、つい「豆だけ買って帰ります」と言ってしまった。
 でも、まあ、それでよかった。言い終わると同時のようにして女の人が一人、入ってきた。
 もし座っていれば、本当に止まり木で押し競まんじゅうをしているジュウシマツ状態になる処だった。

 珈琲を持って出るとすぐに中年男の二人連れ(仕事の打ち合わせだったのか)が、出てきた。席が空いたんだから引き返す、という選択肢も生まれたわけだが、二人分の席が空いただけで店内がほぼ満員の状態であることに変わりはない。こういう時はちょこちょこした予定変更はしないが得策。

 晩、ツイッターで見た「なんちゃって豚の角煮」を作ってみた。絹厚揚げを豚の三枚肉で巻き、塩胡椒をして焼き、しょうゆ、味醂(或いは砂糖)で煮る。生姜の千切りがあるともっと良い。
 これでコーヒーを飲めなかった分は帳消し。

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理由付け

2021年12月24日 | 日々の暮らし
 12月19日(日)

 今日は日曜日。
 日曜日は基本、工事はしない。仮にやったとしても静かな作業をする予定・・・・と言うことで始まった隣地の住居建設工事だったが、「予定は未定」という言葉もある通り、飽く迄予定でしかない。
 だから「天気予報はずれる」と同じようなこともあって、でも施工会社からすれば「天気予報は、ずれる」こともあるわけで。
 加えて施工会社は直接の工事を下請けに出しているわけだから、なかなか思い通りにはいかない。実際、日曜日が静かだったこと、更に人の気配がなかったことは、この三ヶ月、数えるほどしかない。

 だから今日もそんなことになるんじゃないかな、と。
 けど、喧しいのは当然の水道管工事は、木金の両日で終えているから、そっちの心配はもうない。少々喧しかった昨日の工事も、木金みたいなことはなかった。今日もどうなるか分からないけど、まあ、あれだけ喧しい作業はもうないんじゃないかな、安心していても良いんじゃないか。

 ・・・と思っていたら。
 本当に今日一日、隣は静まり返っていた。車の出入りするようなことも全くない。
 脱線するけど最近の車は本当に静かで、重機を運ぶ大型トラック以外、いつ来ていつ去ったのか全く気が付かない。電気自動車かと思うくらいで、これで本当に電気自動車が世間を走り回るようになったら、喧しいのはバイクだけになるんだろうか。でも、バイクが静かになったら交通事故は確実に増えるんだけどな。
 バイクのマフラーからの排気音が車にバイクの接近を知らせていたのだが、車の車内密閉度が高くなるにつれて排気音が車内にまで届き難くなる。
 それでバイクの昼間点灯を義務付けることで車からの視認性を高めた結果、バイクの事故は大幅に減少した。
 それでも排気音のしない、車並みかそれ以上の速度で走るバイクは車から見れば浮遊機雷どころじゃない。照準の定まらない魚雷みたいなもんで、危険極まりない。電動バイクは偽物の排気音を出しながら走ることになる?

 さて。
 本当に今日一日、隣は静まり返っていた。
 ここまで何もないと却って落ち着かない。たった三ヶ月で身体が慣れてしまったか。
 けれど、今日は一日家に居た。出るつもりで用意はしていたけど家に居た。何で出なかったか。
 理由は「何となく」。
 用事がなかったわけではない。明日は酒を飲む日だから肴の材料を買いに行く、という口実ならある。でも明日のことだから。明日で良い。
 「何となく」のもとになった理由。
 それは高島暦ではこの土・日は「凶日」だったから。

 この数年間、こんなことばかり続けている。これがまた楽しくなってきた。
 何とか理由を付けて出歩くのも、それなりの理由を付けて家でゴロゴロしているのも、いずれにしても自ら理由付けをできるからだ。
 仕事をしていた間はこうはいかない。自由業であろうが勤め人であろうが、とにかく仕事をしている間はこういう手前勝手な物差しは使えない。手前勝手な理由付けをして行動すると大なり小なり社会に迷惑が掛かる。無職なればこそ許される自由。

 その一番便利というか安易な理由付けが吉日・凶日。
 平安時代の公家が参内するとき、自邸から何歩で、或いは左右どちらの足で御所の門を跨ぐか決めていて、思い通りに行くように歩幅を塩梅していたとか、思い通りに行かなかったら出直していたとか聞いたけど、似たようなもんだ。「決まりごと」があるようで、実はこっちが勝手に「決めて」いるだけなんだから。
 そうやっておいて、何か不都合なことが起これば「うん。それは凶日だったんだから仕方がない」と。
 星座占いの「今日の運勢」なんかで一喜一憂するより、よっぽど主体的。
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頭が下がる

2021年12月23日 | 日々の暮らし
 12月18日(土)

 金曜日は前日に引き続き、予定通りに道路半分を掘り返しての上下水道工事が始まる。
 やっぱり二日かかるんだ、昨日工事が終わってアスファルトまで敷いていたからあれで終わったのかと思ったんだけど。
 以前に近くで同じような工事をやった時は、三日の予定を確か二日足らずで終えていたと覚えている。

 だが能く考えてみると道を完全に通行止めにして工事をするわけにはいかないんだから。半分封鎖して通路を確保し、今度はもう半分を、というのは至極当然のこと。

 それでも、二日目の掘り返しも前日と同じくぴったり一日で終わる。
 計画通りらしい整然とした工事振りで、予定が数時間どころか数日だって平気で変更されるこっちとは大違い。
 そりゃあ、あっちはそれが「仕事」。生活が懸かってるんだから当たり前。
 そう言ってしまえばそれまでだけど、対するに「こっちは仕事じゃないから」っていい加減にダラダラと過ごすのを全面擁護するのも、どうか、と思う。

 と、言いながら、やっぱり資源ゴミを捨てに行く機を逸してしまい、昨日と同じく夜になった。冬至に一日近い分、昨日より早く暗くなった筈。

 本当のところは「昼前から天気は回復する」という予報は、「天気予報は、ずれる」どころか「天気予報(大きく)、はずれ」てしまい、「時雨」ではなく「氷雨」が何度も降る、重く寒々しい一日だったんだから、これは仕方がない。

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ありゃりゃ

2021年12月22日 | 日々の暮らし
 資源ゴミを捨てに行って、帰りに米と麦を買う。
 夕方から雨らしいからそれまでに行けばよい。

 そういう予定で、午前一時半頃、寝た。
 酒を飲んだわけではなかったがよく眠って、今朝は9時頃になってやっと目が覚めた。昨日帰ってからの転寝程度では間に合わなかったということだろう。

 今日はカブで出るつもりだった。外を見る。
 まあ、工事の車がガレージの前を塞いでしまう、ということはもうないだろう、と思いながらカーテンを開けたのだが、そのまさかが現実になっていた。
 いやいや、二階の窓から見てそう見えるだけで、いくら何でもそれはないだろう。でも、撥ね上げ式のシャッターだから、端が少しでも掛かるようなら開けられない。言えば動かしてくれるだろうけど、そこまでして買い物に出ることもない。
 というより、出る気自体が失せた。

 昨日一日、外に出ていたんだから今日は休息日にしてもいいじゃないか、と気持ちを切り替え、日記を付けようとしたのだが、今日は久し振りに地面の震動がある。
 重機も来ているし小型のパワーショベル(ユンボ?)も来ている。
 大型トラックが二台、道の半ばを塞いでいる。

 そこでやっと、今日はこの新築二軒のための上下水道工事をする、との連絡の紙が届いていたことを思い出した。
 探し出して改めて見ると、工期は二日。ということは明日も、だ。
 
 「でも、資源ゴミを捨てに行く時間くらいは取れるな」
 と思っているうちに夕暮れになった。

 「秋の日は釣瓶落とし」なんてものじゃない、見る見るうちに薄暗くなる。
 それもそのはず、何しろ冬至まであと一週間足らずだ。

 

 
 

 
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